アーセナルがトップ4逃した原因は? 守護神が分析

移籍初年度から正守護神として活躍したレノ photo/Getty Images

「理由を理解している」

2018-19シーズンはプレミアリーグで5位と、3年連続でチャンピオンズリーグ出場を逃したアーセナル。各方面から「最大の課題は守備」との声が上がっている中、守護神もディフェンス面の整備を進めるべきと考えているようだ。

英『Football London』によると、GKベルント・レノがアーセナルの課題について言及している。同選手は守備面と戦術面を改善できれば、今季はより良いシーズンになるだろうと次のように語った。

「僕らは(なぜアーセナルが5位に終わったか)その理由を理解している。あまりにも多くの失点を喫したんだ。僕らはすべての試合で勝つチャンスがあった。ほとんどの試合でパフォーマンスは良かったのさ。ただ、それと勝利は異なるものなのさ。戦術的に改善する必要があるね。良いものだったけど、まだ改善の余地がある。監督は非常にいい仕事をしているよ。時間はかかるかもしれないけど、うまくいけば今季はもっと良いシーズンになるだろう」

「僕の個人的なパフォーマンスは良かったと思うよ。まだ改善できると思うけどね。そのために一生懸命トレーニングしているよ。昨季は目標を達成できなかったから、あまり良いシーズンではなかった。でも世界最高のリーグでパフォーマンスを披露できたから、僕にとってはその限りじゃなかったね。新しいシーズンが楽しみだよ」

昨夏アーセナルに加入したレノ。移籍初年度はリーグ戦で32試合に出場し、見事ペトル・チェフの後釜守護神としてその地位を確立した。しかし、2018-19シーズンにアーセナルがプレミアで喫した失点は実に「51」。GKにとってノーチャンスのシュートも多々あったが、守護神としてレノはこの結果に満足していない様子だ。第35節のクリスタル・パレス戦ではDFシュコドラン・ムスタフィとの連係ミスから失点したシーンも見受けられた。本人の言う通り、まだ改善の余地はあるだろう。

はたして、27歳のドイツ人守護神は移籍1年目の苦い経験を活かし、アーセナルの守備を強固なものにできるのか。鉄壁の守備陣を築き上げたい。

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