ニャブリの活躍は武者修行あってこそ? プレミアで輝けなかったのは必然か

2018-19シーズン、バイエルンで輝きを放ったニャブリ photo/Getty Images

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コバチ監督が考え明かす

2018-19シーズン、バイエルン・ミュンヘンで「ファンが選ぶ年間最優秀選手」にも選ばれたドイツ代表MFセルジュ・ニャブリ。アーセナル時代こそなかなか芽の出なかったニャブリだが、母国の地でその才能を存分に発揮している。

そんなニャブリの成長ぶりをバイエルンのニコ・コバチ監督も称賛している。英『Daily Mirror』によると、同監督は若い選手がもっと段階的にビッグクラブへ移籍すべきとの考えを持っていることを明かしながら、次のように語った。

「若い選手にとって(海外移籍)はハードだね。イギリスへ旅立った時、彼はまだ若かった。アーセナルのようなチームでポジションを勝ち取るのは難しいことだ。でも、これを経験しなければならない。私は彼が成長を遂げたと思っているよ。みんなもそう思っているはずさ。だが、若い選手は時にステップバックすることも必要だ。彼がブレーメンからホッフェンハイム、それから私たちといった具合に段階を踏んだようにね。これこそ、若いプレイヤーの通常の移籍プロセスであり、経験すべきことだと私は思う。だけど、彼は素晴らしい成長、パフォーマンスを見せてくれているよ」
たびたび「なぜアーセナルはニャブリを手放した?」との声も聞かれる。しかし、コバチ監督はその後のブレーメンやホッフェンハイムでの経験があったからこそ、今のニャブリが存在しているのだと考えているようだ。

きちんと段階を踏んでステップアップし、今ではきちんとビッグクラブの一員にふさわしい実力を備えた選手となったニャブリ。まだ24歳と若いだけに、さらなる成長に期待したい。

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