サネでもデンベレでもない!? バイエルンが狙った“ロベリ”の後継者候補とは

長きにわたってバイエルンの攻撃陣を支えたリベリ(左)とロッベン(左) photo/Getty Images

CEOの一存で頓挫と独メディア

2018-19シーズン限りで“ロベリ”ことアリエン・ロッベンとフランク・リベリが退団したバイエルン・ミュンヘン。彼らにとって、長らくチームを牽引してきた2人のアタッカーを失うことが痛手であることは間違いない。後継者として期待されるセルジュ・ニャブリやキングスレイ・コマンも昨季好パフォーマンスを披露したが、まだ若い2人のみで1シーズンを戦い抜くのは難しいだろう。

そんな中、サイドアタッカーの補強候補として浮上しているのがマンチェスター・シティのレロイ・サネとバルセロナのウスマン・デンベレ。若いながらも確かな実力を備えた両者はバイエルンにとってうってつけの存在と言えるだろう。しかし、ニコ・コバチ監督はこの2人以外のある選手を獲得してほしいと強化部にリクエストしていたようだ。

独『Sport Bild』によると、その選手とはインテルのイヴァン・ペリシッチ。30歳と年齢は高めだが、指揮官は過去にドルトムントやヴォルフスブルクといったドイツのクラブでプレイした経験のある彼をチームに迎え入れたいと考えていたようだ。しかし、この話はカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが難色を示し頓挫したという。

ルンメニゲ氏がペリシッチ獲得に乗り気でなかったのは、長期的に活躍できる人材を求めていたからなのだろうか。しかし両足を自由自在に使用でき、プレイするサイドの左右を問わないクロアチア代表MFは貴重な存在。逃した魚は大きいかもしれない。バイエルンは「あの時ペリシッチにしておけば……」と後悔することだけは絶対に避けたいところだ。

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