ガットゥーゾへの不満爆発 昨季チャンスを与えてもらえなかた元ミランMF

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チャンスすら与えてもらえず

現在フリーとなっている元イタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチが、昨季までACミランを率いたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督への怒りを爆発させている。

現在28歳のベルトラッチはローマやジェノアを経て、2015年夏にミランへ移籍。加入初年度は公式戦30試合に出場し、チームの主力として活躍したが、2年目となる2016-17シーズンは怪我で前半戦を棒に振り、公式戦18試合に出場にとどまった。しかし、翌2017-18シーズンはジェノアへレンタル移籍すると、古巣で輝きを取り戻し、同シーズンは怪我なく公式戦34試合に出場した。

見事復活を遂げ、本来の所属先であるミランとの契約が残り1年となったことから、昨夏に移籍の噂もあったベルトラッチ。ただ、同選手は残留を決断し、ミラノの名門クラブにとどまった。しかし、この決断が裏目に。昨季はヨーロッパリーグの4試合に出場したのみで(そのうちスタメンは2試合)、セリエAではベンチ入りこそするものの、ピッチに立つことは1度もなかったのだ。契約満了に伴い、今夏にミランを退団したベルトラッチは昨季のことをこう振り返っている。伊『calciomercato』などが伝えている。
「(ガットゥーゾには)失望したよ。僕は自分のクオリティを示す機会を与えてもらえなかったんだ。最悪のシーズンだったよ。もし何度かチャンスがあり、僕がそれに応えることができなかったのであればしょうがないんだけどね」

「(昨夏の移籍市場で)ガットゥーゾはあらゆる方法を使って僕をチームに留まらせようとした。我々は3つのコンペティションを戦うとか、僕に注目しているとか言ってね。僕はこんな1年間を過ごしたくなかったから、現実と向き合うために彼と何度も話したんだけどね。僕はトレーニングでベストを尽くしていたから、チームメイトが僕に何でプレイしないんだと尋ねてきたこともあったよ……」

ベルトラッチにとって、ミランでの最後のシーズンは非常に苦いものとなったようだ。セルティック行きが噂されている同選手だが、新天地では満足のいく出場機会を得ることができるのか。

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