現時点で“世界最高”の選手は誰なのか 英メディア選出トップ10が名手揃い

チャンピオンズリーグ準決勝ではファン・ダイクとメッシが対峙する場面もあった photo/Getty Images

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誰もが知るスーパースターがズラリ

現在のサッカー界で世界最高の選手は誰か。意見は人によって様々だろう。加えてGK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションでプレイする選手を同じ土俵で比べるというのも無理がある。

しかし、そんな難問に英『sportskeeda』が挑んでいる。同メディアは昨季のパフォーマンスやチームの成績で「現在世界最高のサッカー選手トップ10」を選出。各国リーグで圧倒的な存在感を放つ名手たちがズラリと名を連ねる結果となった。

10位 キリアン・ムバッペ(FW/パリ・サンジェルマン/20歳)
9位 エデン・アザール(FW/レアル・マドリード/28歳)

8位 モハメド・サラー(FW/リヴァプール/27歳)

7位 ラヒーム・スターリング(FW/マンチェスター・シティ/24歳)

6位 クリスティアーノ・ロナウド(FW/ユヴェントス/34歳)



まずは10位から6位。10位には意外にもキリアン・ムバッペが入った。実力的にもっと上位でもおかしくないが、同メディアはパリ・サンジェルマンがチャンピオンズリーグで結果を残せていないことを指摘。それでも弱冠20歳でトップ10入りは立派だ。

9位のエデン・アザールもチェルシーで躍動。昨季、同クラブがプレミアリーグで記録した総得点「63」の約半分に絡み、エースとしてチームを牽引した。来季からはレアル・マドリードに活躍の舞台を移すこととなったが、新天地でも輝きを放つことができるか。

8位から6位の3人も昨季それぞれのクラブに“ゴール数”という形で貢献した華のあるストライカーたち。もはや1位となってもおかしくない選手が名を連ねており、いかに「世界最高の選手」をめぐる争いが熾烈であるかを実感させられる結果となっている。

5位 アリソン・ベッカー(GK/リヴァプール/26歳)

4位 サディオ・マネ(FW/リヴァプール/27歳)

3位 ベルナルド・シウバ(MF/マンチェスター・シティ/24歳)

2位 リオネル・メッシ(FW/バルセロナ/32歳)

1位 フィルジル・ファン・ダイク(DF/リヴァプール/28歳)



5位にはリヴァプールの守護神であるアリソン・ベッカーがGKで唯一ランクイン。昨季、鉄壁を誇ったリヴァプールの守備陣を語るうえで彼の名前は欠かせない。4位のサディオ・マネもプレミア得点王に輝いたスーパースターだ。

3位はマンチェスター・シティのベルナルド・シウバ。開幕当初、ジョゼップ・グアルディオラ監督に「彼が今季重要な選手になる」と言われた男は見事期待通りの活躍を披露し、クラブのプレミア連覇に貢献した。マンCの攻撃を司った24歳のパフォーマンスは、3位にふさわしいものだったと言えるだろう。

惜しくも2位となったのはバルセロナのエースであるリオネル・メッシ。もはや説明不要の偉大なストライカーだ。昨季は欧州得点を獲得し、いまだその得点力に衰えは見えない。彼が1位でも異論はほぼ出ないだろうが、同メディアはメッシがチャンピオンズリーグで優勝できなかったことがマイナスポイントになったと主張。残念ながら今回のランキングではトップにあと一歩及ばなかった。

そして今回、「世界最高のサッカー選手」の座に輝いたのはリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクだ。空中戦、スピード、読みの鋭さ、どれを取っても世界トップクラス。公式戦出場50試合で一度もドリブル突破されないという大記録を達成した。メッシを抑えての1位となったが、彼なら納得できる人が多いだろう。

はたして、今回選出された10名は2019-20シーズンが終了した後も同様のランキングでトップ10に名を連ねることができるのか。彼らの活躍を願いつつ、ニューフェイスの登場にも期待したい。

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