冨安は「ボローニャの未来」 新天地での期待が半端ないぞ

イタリアでも活躍が期待される冨安 photo/Getty Images

冨安の獲得を喜ぶCEO

ボローニャの最高経営責任者(CEO)を務めるクラウディオ・フェヌッチ氏が、新戦力の日本代表DF冨安健洋への大きな期待をあらわにしている。

冨安はベルギーでの活躍が認められ、昨年10月に当時19歳ながらA代表デビュー。今年1月に行われたAFCアジアカップの登録メンバーに選ばれると、堂々たるプレイを披露してさらに評価を急上昇させた。先輩DFの長友佑都や吉田麻也も大絶賛するほどで、先日のコパ・アメリカでも全3試合でフル出場を果たしており、南米の強豪国を相手にもその守備能力の高さを見せていた。こういった活躍もあり、今夏ステップアップが期待されたていたが、冨安が新天地に選んだのはイタリアだ。700万ユーロの移籍金で、シント・トロイデンからかつて中田英寿がプレイしたボローニャへの移籍を決断した。

そんな冨安の入団会見が今月23日に行われ、同選手は新天地での意気込みなどを語った。その入団会見で、フェヌッチCEOは冨安について「我々はボローニャ史上2人目となる日本人選手を獲得できたことを喜んでいる。彼は(元ボローニャのフェリペ・)アヴェナッティがいたベルギーでプレイしていたので、我々は長期にわたって彼を追いかけていた。彼が言うように、我々を驚かせてくれるんじゃないかな」とコメント。伊『calcionews24』などが伝えた。

さらに「彼は1998年生まれながら優れた経験を持っており、守備面で多くの役割をこなすことができる万能な選手だ。なので、彼はボローニャの現在と未来を表している。まだ間もないが、彼のグループへの加わり方や仕事の仕方に満足していると言うことができるよ」とも話している。はたして、冨安はこれらに期待に応え、守備大国のイタリアでも輝きを放つことができるのか。

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