かわいい子には旅をさせよ! チェルシーがレンタル移籍させるべき“5名”

パルマーがチェルシーでポジションをつかむのは難しいか photo/Getty Images

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英メディアが選出

FIFAから今後2度の移籍市場における補強禁止処分を受けたチェルシー。とはいえ、多くのレンタル選手をチームに呼び戻したことで戦力はそれなりに充実している。当初は人手不足に陥る可能性も懸念されたが、ポジションによっては人員過多となっているところもあるだろう。お互いが幸せになるためにも、何名かの選手に対しては別に活躍の場を用意する必要があるはずだ。

英『sportskeeda』も同様の考えを持っているようで、「チェルシーがレンタル移籍に出すべき選手」と銘打ち5名を選出している。

・リース・ジェイムズ(DF/19歳)
昨季レンタル先のウィガンで主力に定着し、充実のシーズンを送ったジェイムズ。しかし現在、彼の主戦場とする右サイドバックのレギュラーには主将のDFセサル・アスピリクエタが君臨している。不動の存在となっている彼の牙城を崩すことは困難だろう。バックアッパーとしてもDFダビデ・ザッパコスタが控えており、おとなしくもう1年武者修行するのが得策か。

・ティエムエ・バカヨコ(MF/24歳)

屈強なフィジカルを誇るバカヨコも候補の一人だ。昨季ミランで存在を示したが、中盤の層の厚さを考えるとチェルシーで多くの出場機会を得ることは難しいか。離脱中のルベン・ロフタス・チークが復帰すればさらに序列が下がる可能性は高い。

・ケイシー・パルマー(MF/22歳)

トップ下やウイングをこなす22歳だが、これらのポジションは激戦区。特にウイングはペドロ・ロドリゲスやウィリアンといったレギュラー核に加え、昨季ブレイクしたカラム・ハドソン・オドイとドルトムントからやってきたクリスティアン・プリシッチが。この競争の中で生き残るのは至難の業。武者修行は既定路線だろう。

・フィカヨ・トモリ(DF/21歳)

昨季フランク・ランパード監督が指揮したダービーで活躍したトモリだが、センターバックはダビド・ルイスとアントニオ・リュディガーのコンビが鉄板。リュディガーこそ離脱中だが、それでも指揮官はクルト・ズマを起用するだろうと同メディアは見ている。バックアップにはアンドレアス・クリステンセンもおり、選手交代の少ない同ポジションで出場機会を得ることは厳しそうだ。

・ダニー・ドリンクウォーター(MF/29歳)

昨季マウリツィオ・サッリ監督の構想から外れ、新監督の下で再起を図る29歳。しかし、その序列は先述のバカヨコ以下だろうか。“奇跡の優勝”を果たしたレスターでは中心選手として活躍したドリンクウォーターだが、現在キャリアの岐路に立たされている。試合勘を取り戻せばもう一花咲かせることができるかもしれない。

今回、『sportskeeda』にレンタル移籍をオススメされてしまった5名だが、ここからその評価を覆せるか。いずれも、一度はチェルシーが欲しがった選手であることは間違いない。奮起を期待したいところだ。

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