闘将コンテがインテルを“強者”へ育てる 今のチームに足らないものとは?

タッチライン際から檄を飛ばすコンテ監督 photo/Getty Images

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心に「インテンシティ」を刻め

インテルが新シーズンに飛躍を遂げるためには何が必要か。同クラブに指揮官を務めるアントニオ・コンテ監督が、現時点でチームに足らないものを明かしている。

24日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)で、ユヴェントスと対戦したインテル。10分に相手のオウンゴールで幸先よく先制に成功したものの、後半半ばに追いつかれ、PK戦(3-4)の末に惜しくも敗れた。

試合後、クラブの公式チャンネル『Inter TV』インタビューに応じたコンテ監督は「(20日に0-1で敗れた)マンチェスター・ユナイテッド戦よりも良くなっていたと思う」と述べつつも「我々にとって重要なことは、選手たちの心にインテンシティを刻み込むことだ。インテンシティの高いサッカーを披露して、どんな相手も押し込んでいく必要がある。ボールを保持しているときは、アイデアも必要だね」と明かした。
さらに「私は一生懸命に働いてくれている選手たちのグループを持てているので、幸せを感じることができているよ。だからフレンドリーマッチで、PK戦のシュートミスで敗れたとしても悔しがらなければならない。選手や監督として、これらを感じる感覚でなければならないんだ」と話している。

新生インテルは闘将コンテのもとで、フィジカル的にもメンタル的にも強さのあるチームに仕上がりそうだ。今回の敗北を心に刻み、新シーズンで絶対王者のユヴェントスに借りを返すことができるのか。

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