もう“あのこと”は話しちゃダメ! クロップがチームに設定する新ルールとは

クロップはチームに新たなルールを設定するという photo/Getty Images

「それは何ももたらさないからね」

新シーズンにむけて、着々と準備を進めているリヴァプール。昨季怪我に苦しみ、長期離脱を強いられたMFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、MFアダム・ララーナ、DFジョー・ゴメス、FWリアン・ブリュースターの4人も復帰し、2019-20シーズンの開幕は万全の状態で迎えられることだろう。そんな中、ユルゲン・クロップ監督がある施策を打ち出したようだ。

英『Daily Mirror』によると、クロップ監督は選手たちがロッカールームで昨季のチャンピオンズリーグ優勝について話すことを禁止するという。同監督は24日にプレシーズンマッチでスポルティングCPと対戦した後、次のように述べている。

「このツアーの後、誰も昨季のチャンピオンズリーグ優勝について話すべきではないんだ。それは何ももたらさないからね。今、我々は新しいチャプターを開始している。去年と同じようなレベルでシーズンをスタートさせることができれば嬉しいよ。まだ改善の余地はある。高いレベルで一貫性を保つことこそが重要なんだ」

クロップ監督はチームが浮かれた気分のままでシーズンに入ってしまう可能性を危惧しているようだ。昨季結果を残したからといって、次のシーズンも成功が約束されているわけではない。来季、対戦相手はリヴァプールを徹底的に研究し、対策を立てて挑んでくることだろう。実際に選手が浮かれていたかはわからないが、今回の発言で確実にチームは引き締まった雰囲気となっているはずだ。

ピッチ外での新たなルールを設定したクロップ監督。はたして、リヴァプールは来季もその強さを見せつけることができるのか。2019-20シーズンも笑って終われる1年にしたいところだ。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ