[移籍]J2で大苦戦の千葉に強力な助っ人 G大阪から“元日本代表”が復帰

千葉への復帰を決断した米倉 photo/Getty Images

「人生をかけてジェフの昇格に貢献したい」

ガンバ大阪は29日、同クラブに所属する元日本代表DF米倉恒貴が、ジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍することが決まったと発表した。移籍期間は2020年1月31日までで、契約により期間内にG大阪と対戦するすべての公式戦には出場することができないとのことだ。

現在31歳の米倉は八千代高校卒業後の2007年に、千葉でプロとしてのキャリアをスタートさせた。2009シーズンごろから徐々に出場機会を増やし、2011シーズンにはレギュラーに定着。2013シーズンにサイドバックへ転向し、J2で40試合に出場して6ゴール15アシストを挙げる活躍を見せた。

すると、2014年にJ1復帰を果たしたG大阪へ移籍。序盤戦は怪我に苦しんだが、後半戦は正確なクロスを武器に攻撃的な右サイドバックとして活躍し、チームの国内3冠に貢献していた。昨季もチームの主力としてリーグ戦26試合に出場していたが、今季は5月中旬からチームが3バックを採用すると、出場機会が激減。5月11日のサガン鳥栖戦を最後に、リーグ戦での出番はなかった。こういった状況もあってか、米倉は5年半ぶりに古巣である千葉への復帰を決断した。

米倉はG大阪の公式サイトを通じて「移籍してきて、この5年半で本当にガンバのことが好きになったし、最高の仲間達に恵まれて、中身の濃い充実した日々を過ごすことが出来ました。正直、このタイミングで行くのは寂しいし、悔しい思いもありますけれど、これからもガンバがまた常勝軍団に戻れるのを願っているし、またいつかこのスタジアムでガンバと対戦出来たらいいなと思います。苦しい時でもずっと応援してくれたサポーターのみんなには本当に感謝していますし、本当に力になったし、優勝したときの一体感は一生忘れません。これからもガンバを支えてください」とコメントした。

また、千葉の公式サイトでは「この度、ジェフに復帰することになり本当に嬉しく思います。このチャンスをくださった皆さまに感謝し、自分のサッカー人生をかけてジェフの昇格に貢献したいと思います」と意気込みを語っている。現在J2で16位と苦戦を強いられている千葉だが、米倉は古巣の後半戦の巻き返しに貢献することができるのか。

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