アーセナル主将の去就は今後どのような展開を見せるのか。今夏チームのプレシーズンツアー帯同を拒否したDFローラン・コシェルニー。現在、彼は母国クラブへの復帰が濃厚とも現地では報じられている。アーセナル側も徹底抗戦の構えを見せているというが、チームに戦う意思のない選手を残しておいてもお互いに良いことはないはず。不本意ではあるだろうが、放出も考えなければいけない。
そうなった場合、コシェルニーの穴を埋めるのは誰か。英『FourFourTwo』は補強すべきではないかと提案している。同メディアは「アーセナルがコシェルニーの代役として獲得すべきセンターバック」とのタイトルをつけて、5名をオススメしている。
・ルベン・ディアス(ベンフィカ/22歳)
ベンフィカの守備を支える若きセンターバック。22歳とまだ伸び代があるのは好材料だろう。移籍金は6000万ポンド前後にも及ぶと予想されているが、アーセナルは資金を捻出できるか。ユヴェントスなども獲得に乗り出すとされている。
・ネイサン・アケ(ボーンマス/24歳)
古巣のチェルシーでこそ真価を発揮しきれなかったものの、ボーンマスでその才能を開花させた24歳。中でも最終ラインからのパス出しは絶妙。ここぞのタイミングで味方に縦パスを供給する彼は、攻撃的なサッカーを展開するアーセナルにとってうってつけの存在だろう。
・ヨナタン・ター(レヴァークーゼン/23歳)
未来のドイツ代表を支えるであろう選手の1人。スピードとパワーを併せ持ち、絶妙なポジショニングと機を逃さないタックルは絶妙だ。成長株なだけに、今後移籍金が跳ね上がる可能性は高い。そうなる前に確保しておくのも悪くないだろう。
・サミュエル・ウムティティ(バルセロナ/25歳)
左利きの選手だが、右センターバックとしてもプレイ可能なウムティティ。多少ぎこちない面もあるが、試合数をこなせば慣れてくる部分もあるだろう。ネイマール獲得に必要な移籍金を確保するため、バルセロナもオファーの金額次第で放出する可能性は高い。
・アレッシオ・ロマニョーリ(ミラン/24歳)
最後の候補はミランの若きキャプテン。今夏、GKペトル・チェフやMFアーロン・ラムジーを失った上にコシェルニーまで退団するとなると、これまでリーダーシップを発揮してきた選手がアーセナルにはいなくなる。そういった観点からすれば、ロマニョーリは最適解かもしれない。しかし、同選手は何度もミラン残留宣言を行っている。現実的ではないか。
はたして、ウナイ・エメリ監督の頭の中に彼らの名前はあるのだろうか。主将放出の危機をチャンスに変えたいところだ。
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