ミランで育った二人の友情に胸熱 プレミアへ旅立つ盟友へエール

photo/本人Instagram(@locamanuel73)より

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切磋琢磨してきたロカテッリとクトローネ

サッスオーロに所属するU-21イタリア代表MFマヌエル・ロカテッリが、新たな挑戦を決断した盟友へエールを送っている。

30日、ACミランに所属するイタリア代表FWパトリック・クトローネが、プレミアリーグのウォルバーハンプトンへ移籍することが発表された。契約期間は2023年6月までの4年間で、移籍金はボーナスを含めて最大で2000万ポンド(約26億円)とのことだ。

現在21歳のクトローネは以前から移籍の噂があったが、幼少時代から長年過ごしてきたミラン愛を貫き、クラブへの忠誠を誓ってきた。そして、今夏も残留を希望するコメントを残していたが、クラブ事情などもあってか、愛するミランでの旅は幕を降ろすことになってしまった。これに対して、驚きをあらわにしたのが同い年で、ミランの下部組織時代からともに切磋琢磨してきたロカテッリだ。二人は誕生日も5日しか違わない(クトローネ:1998年1月3日、ロカテッリ:同年1月8日)。
昨夏の移籍市場で一足先にミランを離れていたロカテッリが、クトローネの移籍発表直後に自身のInstagramを更新。二人が写ったミラン時代の思い出の写真などとともに、次のように綴っている。

「兄弟、僕はまだ信じられないよ。ただ、これが現実だ。下部組織からトップチームを目指す、自分たちの夢を追いかけた子供の頃の物語。その夢は8年後にお互いの顔を見ることで、僕らは叶えることができたということができた。キミはミランイズムを完璧に具現化して見せたんだ。キミについて僕はたくさんのことを書きたいんだが、今はキミに最高なことが訪れることを祈っているよ。キミはそれに値する人物だからね」

「人生は僕らに選択を迫り、僕らはそれらの中から選ばなければならない。キミにとってこの道が、正しい道であることを願っているよ。ベストを尽くそうとするキミのハングリー精神と決意は、イングランドでもその価値を証明することができると僕は確信している。離れ離れになるけど僕らにとって距離は問題ない。それはすでに実証している。僕はいつだってキミのそばにいるよ。幸運を祈っているぜ、兄弟」

ロカテッリとクトローネの友情に多くのファンが反応。投稿からわずか半日で8万5000以上の「いいね!」が押されており、「二人の幸運を祈っているよ。頑張れ!」や「ベストフレンド。友情は永遠だ」といったコメントが多く寄せられている。

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