[移籍]宇佐美に続いて井手口も! G大阪で再出発「また一から挑戦」

G大阪への復帰が決まった井手口。古巣で再起を誓う photo/Getty Images

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チームの為に全力で戦いた

ガンバ大阪は5日、MF井手口陽介がリーズ・ユナイテッドから完全移籍することが決まったと発表した。

現在22歳の井手口はG大阪の下部組織出身で、2014年に当時17歳ながらトップチームへ昇格。同年4月に行われたサガン鳥栖戦(ナビスコカップ)で公式戦デビューを飾っている。そして、2015年シーズンの終盤戦から徐々に出場機会を増やし、2016年シーズンには主力へ定着した。すると、同年に一つ上の世代であるU-23日本代表へ、2017年にはA代表への飛び級を果たす。ロシアW杯へ向けたアジア最終予選のオーストラリア戦では、勝利を手繰り寄せるゴールを決め、日本を本大会出場へ導いていた。

そんな井手口は昨年1月に海外挑戦を決断。イングランド2部に所属するリーズへ移籍した。しかし、イギリスの労働ビザの関係で初年度はスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへ半年間のレンタル移籍することに。さらに、2018-19シーズンは新指揮官に就任したマルセロ・ビエルサ監督の構想外となり、ドイツ2部のグロイター・フュルトへ買い取りオプション付きのレンタル移籍することになった。ドイツの地で飛躍を目指し、リーグデビュー戦でゴールを挙げる好スタートを切ったが、9月に右膝の後十字靱帯を断裂する大怪我を負い長期離脱を余儀なくされた。シーズン終盤に復帰を果たしたが、グロイター・フュルトは井手口のオプションを行使せず。今夏の去就に注目が集まっていた同選手は、古巣であるG大阪への復帰を決断した。
井手口はクラブの公式サイトを通じて「ガンバ大阪でプレイする事になりました。ガンバに戻って来れてすごく嬉しいですし、とても光栄です! また一から挑戦する気持ちで自分の出来ることを精一杯ピッチの上で表現して、チームの為に全力で戦いたいと思います。サポーターの皆さんよろしくお願いします」と意気込みを語っている。

ドイツから復帰した宇佐美貴史に続いて、井手口も育ったG大阪で再出発することとなった。13位と今季苦戦を強いられているチームの救世主となることができるのか。

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