トップ10が名手だらけ! “イングランド人”プレミア通算得点ランキング

シアラーの右手を挙げるパフォーマンスは相手にとって悪夢だったことだろう photo/Getty Images

現役選手もランクイン

今日、世界最高峰のリーグとして認知されているイングランド・プレミアリーグ。同リーグには世界各地から実力者が集まる。しかし、そんな中でも母国リーグで存在感を見せるイングランド人選手は数多く存在する。では、その中で最も得点を決めた選手を知っているだろうか。

英『FourFourTwo』は「プレミアリーグで最も得点を決めたイングランド人選手」を特集。トップ10は母国の地でゴールネットを揺らし続けた名選手たちがズラリと並ぶ結果となっている。

10位 ハリー・ケイン(125得点/トッテナム)

9位 テディ・シェリンガム(146得点/トッテナムなど)

8位 レス・ファーディナンド(149得点/トッテナムなど)

7位 マイケル・オーウェン(150得点/リヴァプールなど)

6位 ジャーメイン・デフォー(162得点/トッテナムなど)



まずは10位から6位。10位にはトッテナムで得点を量産する現役バリバリのストライカーであるハリー・ケインが入った。まだ26歳ということを考えると、まだまだ上の順位を狙えそうだ。国外移籍を決断しない限り、将来的なトップ5入りは堅いか。

7位にはかつてリヴァプールなどで活躍したマイケル・オーウェンがランクイン。怪我に悩まされることもあったが、驚異の得点力を披露し2001年にはバロンドールも受賞している。

5位 ロビー・ファウラー(163得点/リヴァプールなど)

4位 フランク・ランパード(177得点/チェルシーなど)

3位 アンディ・コール(187得点/マンチェスター・ユナイテッドなど)

2位 ウェイン・ルーニー(208得点/マンチェスター・ユナイテッドなど)

1位 アラン・シアラー(260得点/ニューカッスルなど)



5位と4位にはそれぞれロビー・ファウラーとフランク・ランパードが名を連ねている。なかでもランパードはMFというのだから驚きだ。同じ中盤の選手としては11位に元リヴァプールのスティーブン・ジェラードもランクインしているが、彼は通算120得点。50ゴール以上の大差をつけている。

3位はマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したアンディ・コールだ。1993-94シーズンに所属したニューカッスルでは34得点を叩きだし、得点王に輝いている。マンUのとレブル達成メンバーとしてご存知の方も多いだろう。

惜しくも2位となったのは、マンUやエヴァートンで幾度もゴールネットを揺らしたウェイン・ルーニー。7日には、ダービー・カウンティに選手兼コーチとして加入することが発表され、1年ぶりにイングランドへ帰還した。残念ながら同クラブはチャンピオンシップ(英2部)所属のため今季ゴール数が上積みされることはないが、昇格を果たした暁にはその記録を伸ばしてくれることだろう。

そして、第1位の座に居座るのはかつてニューカッスルなどでゴールを量産したアラン・シアラーだ。「イングランド史上最も完成されたストライカー」との呼び声が高い彼は、まさに生粋の点取り屋。卓越したヘディングの強さと、どこからでもゴールを狙うことができるシュート技術を兼ね備えた彼の進撃を相手DFは止めることができなかった。右手を挙げる特徴的なゴールパフォーマンスは今なお語り継がれている。

海外からあらゆる優秀な選手がやって来る中でも、ひたむきにゴールを決め続けたイングランドのレジェンドたち。はたして将来、シアラーの記録を抜く選手は現れるのか。新たなスーパースターの登場を多くのプレミアファンが心待ちにしている。

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