プレミアリーグの開幕が近づいてきたが、今季注目すべき選手は誰になるのか。もちろんマンチェスター・シティのケビン・デ・ブライネやリヴァプールのモハメド・サラーといったスター選手も注目だが、今季ブレイクする可能性があるNEXTスター候補たちに注目するのも面白い。
英『Daily Mail』ではリヴァプールなどでプレイしたジェイミー・レドナップ氏が注目の9名をリストアップしており、彼らにも目を向けてはいかがだろうか。
1.メイソン・マウント(チェルシー/MF/20歳)
FIFAから今夏の補強禁止処分を受けているチェルシーは、レンタル移籍に出ていた若い選手たちが1つのカギを握っている。その1人がダービー・カウンティにレンタル移籍していたマウントで、そこで現チェルシー指揮官フランク・ランパードと仕事をしていたことも大きい。今季はプレミアの舞台で実力を証明する時だ。
2.ニコラ・ペペ(アーセナル/FW/24歳)
アーセナルが大物アタッカー獲得に成功した。同氏もスタープレイヤーの獲得と称賛しているが、ピエール・エメリク・オバメヤンとアレクサンドル・ラカゼットとどう絡んでいくのか非常に興味深い。同氏はアーセナルそのものに注目しているようだが、ペペの獲得でトップ4入りに届くのか。
3.フェリペ・アンデルソン(ウェストハム/MF/26歳)
やや意外な選出に思えるかもしれない。ワイドな位置から仕掛けるアタッカーのアンデルソンは、昨夏ウェストハムに加わった選手だ。特別若いというわけではないが、同氏は今季アンデルソンがブレイクを果たし、来夏に6000万ポンドほどでビッグクラブに引き抜かれるのではないかとの予想を立てている。今夏にフランクフルトから加えたセバスティアン・ハラーとともに攻撃を引っ張る選手の1人だ。
4.チェ・アダムズ(サウサンプトン/FW/23歳)
任期は非常に短かったが、同氏の父であるハリー・レドナップはバーミンガム・シティでアダムズを指導した経験を持っている。それも息子ジェイミー・レドナップ氏が注目している理由でもある。アダムズがプレミアの舞台でも通用するのか、今季は真の能力が試されるシーズンだ。昨季はバーミンガムで22得点挙げており、目指すはプレミア二桁得点だ。
5.ジェイムズ・マディソン(レスター/MF/22歳)
昨季プレミア最多となる100回を超えるチャンスメイクを記録したマディソンは、EURO2020を戦うイングランド代表入りを懸けて勝負のシーズンに臨む。そのキック精度は高い評価を受けており、昨季以上の成長を見せてほしいところ。レスター上位進出のカギを握る存在だ。
6.リアン・ブリュースター(リヴァプール/FW/19歳)
サラー、マネ、フィルミーノのバックアッパー獲得へ資金を投じなかったのは、ブリュースターを信用しているからではないか。同氏はこのように主張している。2017年のU-17ワールドカップをイングランド代表のエースとして制したブリュースターは、その大会で得点王も獲得している。19歳とまだ若いが、今季はプレミアの舞台でも徐々にチャンスを掴んでいきたい。
7.ジャック・グーリッシュ(アストン・ビラ/MF/23歳)
2部から昇格してきたアストン・ビラが残留できるかどうかは、グーリッシュにかかっていると言ってもいいだろう。同氏もグーリッシュを能力の高いドリブラーと認めており、プレミアのレベルで輝けるはずと期待をかけている。プレミアでプレイするのは2015-16シーズン以来のことだが、グーリッシュは成長の証を見せられるか。
8.フィル・フォデン(マンチェスター・シティ/MF/19歳)
すでにブレイクしていると言っていい存在だが、まだポジションを掴めていない。今季もダビド・シルバ、ベルナルド・シウバ、デ・ブライネが揃うため、スタメン確保は難しいだろう。しかし、マンCは何としてもこの才能を育てなければならない。同氏もグアルディオラがどう起用してくるのか楽しみにしているようで、イングランドの将来を担う才能の成長に多くの人が関心を持っているはずだ。
9.マックス・アーロン(ノリッジ・シティ/DF/19歳)
イングランドの右サイドバックでアーロンといえば、今夏マンチェスター・ユナイテッドに加入したアーロン・ワン・ビサカが思い浮かぶ。しかし、もう1人のアーロンも忘れてはならない。昨季2部でサイドバックながら2得点6アシストの記録を残した若手のマックス・アーロンも興味深い存在だ。昨季は2部で最優秀若手選手に選ばれ、2部の年間ベストイレブンにも入った。その実力をプレミアで証明する時だ。
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