いよいよ決戦の火蓋が切って落とされるイングランド・プレミアリーグ。昨季は史上稀に見る大激戦を繰り広げた末にマンチェスター・シティがリヴァプールをわずか1ポイント差で振り切った。いったい2019-20シーズンに栄冠を掴むのはどのクラブか。多くのサッカーファンが気になっていることだろう。
そんな中、英『FourFourTwo』が夏の移籍市場終了を受けて今季の順位を早くも予想している。
20位 シェフィールド
19位 ブライトン
18位 クリスタル・パレス
17位 ノリッジ
16位 ニューカッスル
15位 アストン・ヴィラ
14位 ボーンマス
13位 バーンリー
12位 サウサンプトン
11位 ワトフォード
まずは20位から11位。最下位に予想されたのは、今季チャンピオンシップから昇格を果たしたシェフィールドだ。同メディアは「シェフィールドにはクリス・ワイルダーという素晴らしい指揮官がいるが、この51歳でも彼らを勝たせるのは難しいかもしれない」と同クラブの戦力不足を指摘している。
16位と12位にはそれぞれFW武藤嘉紀、DF吉田麻也が所属するニューカッスルとサウサンプトンが入った。今季もイングランドで活躍する日本人選手所属チームは苦戦を強いられることとなるかもしれない。
10位 ウェストハム
9位 ウォルバーハンプトン
8位 エヴァートン
7位 チェルシー
次に10位から7位。ここでの最大のサプライズは何と言っても7位のチェルシーだろう。昨季は3位に入ったものの、フランク・ランパード新監督が就任した“ブルーズ”には厳しい評価が与えられている。だが、『FourFourTwo』は同クラブについて「すべてはランパードの手腕次第」とし、その実力は未知数と評している。レジェンドはこの下馬評を覆せるか。
6位 レスター
5位 マンチェスター・ユナイテッド
4位 アーセナル
3位 トッテナム
2位 リヴァプール
1位 マンチェスター・シティ
最後はトップ6だ。チェルシーを押しのけて6位に食い込んだのはレスター。マンUに守備の要だったDFハリー・マグワイアを引き抜かれたのは痛手だが、有望な若手が多数在籍している。昨季は9位に終わったが、今季は台風の目となりたいところだ。5位から3位まではチェルシーの分、それぞれ昨季から1つずつ順位を上げることが予想されている。
惜しくも2位予想となったのはリヴァプール。同メディアはその理由として、12月にカタールで開催されるクラブW杯の影響が大きいことを挙げている。モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの強力3トップは今夏もそれぞれの代表チームで活動していたため、十分な休養を得られたかは怪しいところ。過密日程は悲願のプレミア優勝を阻む最大の障害となるか。
そして2019-20シーズンのプレミアで優勝すると予想されたのは、3連覇を狙うマンチェスター・シティだ。同メディアは彼らが今夏的確な補強を敢行したことが功を奏するはずだと主張している。なかでも、34歳と高齢なフェルナンジーニョのパフォーマンス低下が懸念されていたアンカーにロドリを補強できたことは大きい。スペインで“NEXTブスケッツ”とも称される23歳は攻守両面においてマンCを活性化させることだろう。
時期的には少し早かもしれないが、こういった予想を展開するのもサッカーの楽しみ方の1つ。はたして、『FourFourTwo』の予想を覆す快進撃を見せるチームは現れるのか。各クラブの奮闘に注目だ。
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