長友佑都を焦らせた”スピードスター”がプレミアへ! バルサも見ていた逸材

ロシアW杯でもプレイしていたサール photo/Getty Images

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プレミアでそのスピード活かす時

プレミアリーグの恐ろしいところは、大型補強に動くのがビッグクラブだけではないということだ。アーセナルやトッテナムなどトップ6勢も積極的な動きを見せていたが、それは昨季11位のワトフォードも同じだ。

ワトフォードが8日に獲得を発表したのは、レンヌでプレイしていたセネガル代表FWイスマイラ・サール。この名前を覚えている日本のサッカーファンも多いだろう。サールは昨年のロシアワールドカップにセネガル代表の一員として出場し、サイドで日本代表DF長友佑都とスピード勝負をした快速アタッカーだ。長友も試合後にサールの突破力を称賛していたが、縦へのスピードはかなりのレベルにある。

ワトフォードはそんな快速ウイングをクラブレコードとなる移籍金4000万ポンドで獲得したとされており、英『90min』もさっそくサールのことを取り上げている。
興味深いのは、サールが堅実な考えを持った若者ということだ。フランスの国内リーグで活躍したことで、一時はバルセロナも興味を示した。しかしサールは出場機会のことを考え、2017年夏にメスからレンヌへの移籍を選択する。早い段階でビッグクラブへ向かうチャンスがあったのだが、サールはフランス国内での移籍を選んだのだ。

そして今夏にワトフォードだ。同メディアはバルセロナが関心を示していたというプロフィールだけでも、ワトフォードのサポーターを興奮させるには十分と伝えており、サポーターもサールに大きな期待を寄せているはずだ。サールとしてもワトフォードを踏み台にもっと上のレベルを目指したいはず。

今夏のアフリカ・ネーションズカップでは、チームメイトのサディオ・マネに次いで多い27回ものドリブルを成功させた。そのスピードはプレミアの舞台でも通用するはずで、サイドをぶっちぎる姿を見せてほしい。

ワトフォードは他にもアーセナルFWダニー・ウェルベックをフリーで獲得しており、前線は豪華になってきている。カウンターアタックを許すとかなり怖い存在となるかもしれない。

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