名将モウリーニョが指摘 マンU戦完敗の原因は「ランパード監督」

現在はフリーとなっており、解説業を行うモウリーニョ氏 photo/Getty Images

指揮官の采配ミスを指摘

数々のタイトルを獲得してきた名将ジョゼ・モウリーニョ氏が、チェルシー時代の教え子で、現在同クラブの指揮官を務めるフランク・ランパードへ物申している。

プレミアリーグの2019-20シーズンがついに幕を開け、11日の開幕節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したチェルシー。ランパード監督のプレミアリーグデビュー戦ということもあり、大きな注目を集めたが、結果は0-4でまさかの完敗。最悪のスタートを切ることとなってしまった。

そして英『METRO』などによると、チェルシーの完敗について、モウリーニョ氏は「ランパード監督の采配ミス」との見解を示した。この試合で強敵のマンUを相手に若手を多く先発起用したランパード監督だったが、モウリーニョ氏はベンチスタートとなったエンゴロ・カンテやマルコス・アロンソ、オリヴィエ・ジルーらをスタメンで使うべきたったと感じているようだ。

モウリーニョ氏は「私はそこにいた訳ではないし、現実は完全に異なるかもしれないので、言うことは困難だが……」と述べつつも「シーズン中は実力主義でいかなければならない。プレイするに値する選手にプレイさせるべきだ。もし(欠場した)ウィリアンが怪我をしているのであれば、ここにいない理由は理解できる。ただ、怪我ではなく、彼の準備が遅れているだけならば、ここにいない理由が理解できないよ。20〜30分プレイするだけならば、フィットなんで必要ないからね。カンテもそうだ。30〜35分プレイできるのであれば、スタートから行けたはずだ」と話した。

さらに「多分フランクは我々の声に耳をかたむけると、カンテはプレイすることが不可能だったというだろう。ただ私は、今日彼らはより多くのノウハウをプレイしうる可能性があったと感じている。アロンソやカンテ、ジルーは、オールド・トラッフォードにいたにも関わらず、ベンチにいた。彼らはマンチェスター・ユナイテッドであろうと、なかろうと、相手を怖がらせることができる選手だ」ともコメントしている。

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