マンUのOBが皮肉「ディバラが来なくて嬉しい」 いったいなぜ?

かつてマンUの黄金期を支えたファーディナンド氏 photo/Getty Images

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「マンUの選手としての素質がなかった」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏が、今夏の移籍市場で破談に終わった「パウロ・ディバラのマンU移籍」について口を開いた。

以前から多くのクラブが興味を示し、移籍市場が開かれるたびに去就に注目が集まってきたディバラ。今夏の移籍市場でも同選手の争奪戦が勃発し、マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスが、ロメル・ルカクとディバラのトレードで合意に至ったとの報道もあった。しかし、最終的にディバラ本人がユヴェントス残留を望んだことでこの移籍は実現せず、プレミアリーグの移籍市場は一足先に幕を閉じた。

ディバラの加入が夢で終わり、残念に思うマンUファンもいるかもしれない。ただ、かつてクラブの黄金期を支えたOBのファーディナンド氏は、全く反対のことを思っているようだ。英『DAILY STAR』のインタビューに応じると、「近年、マンチェスター・ユナイテッドへ来たいという選手がすごく減っている。その多くはどこか他のクラブを選択してきた。でも、ディバラが彼らのように拒否する大胆さを持っていたのが、私には理解できない。彼はユヴェントスのベンチにいるにも関わらずだ。彼はまずサッカーをする必要があるのにね」と述べた。
さらに「多分、彼の考えはこうだ。『僕はチャンピオンズリーグに出たいが、ベンチに座る可能性がある。でもユナイテッドでプレイするよりはマシかもしれない』。まあ、いずれにしても私は彼がここに来なくて嬉しいよ。マンチェスター・ユナイテッドの選手としての正しい素質を持っていなかったんだからね」とコメント。その上で「私は来たいと願っている選手が欲しい。ユナイテッドはトップクラブへ戻り必要があるし、私はそのためのキッカケになりたい」と明かしている。

マンUは「やっぱりディバラが必要だった」と言われないためにも、チェルシーに快勝した開幕戦の勢いそのままに、今季飛躍を遂げることができるのか。今後の戦いにも注目が集まる。

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