「バルサに来てほしいけど……」 去就未定のネイマールにレジェンドが持論

2019-20シーズン、ネイマールはどのクラブでプレイすることとなるのか photo/Getty Images

レアルに移籍しても裏切りではないと主張

今夏盛んに移籍情報が流れながらも、なかなかその去就に決着がつかないブラジル代表FWネイマール。古巣のバルセロナ復帰やまさかのレアル・マドリード移籍など、現地では連日彼の行き先に関する憶測が飛び交っている。そんな中、ブラジルの同胞であるリバウド氏が後輩の移籍先について言及。同氏はバルセロナに復帰するネイマールが見たいと語りつつも、レアルは悪い選択肢ではないと語っている。

「レアルとバルサ、どちらがネイマールと交渉しているのかについて、多くの噂があったね。ネイマールは才能溢れる選手だから、世界中のどんなチームでも彼を味方につけることで大きな恩恵を得ることができるだろう。もちろん、私は彼がバルセロナに復帰してほしいと思っている。でもレアルに決まれば、それも彼にとって大きなことになるだろう」

「ネイマールがジダンのレアルと契約を交わしたとしても、それが裏切りだとは思わないね。彼は今、一旦PSGに行ってからレアルへ行く可能性がある状態なんだ。それをバルセロナから直接レアルへ移籍するのと同じにしてはいけないよ。ただ、私は彼が以前幸せだった場所に戻ってくるチャンスに賭けたい。彼はバルセロナを愛しているよ。クラブのオファー次第だけどね。ネイマールがそこへ行きたいと願うことだけが理由なら、PSGはバルサからの低額なオファーは受け入れない。彼らはお金を失いたくないだろうし、明確に最高なオファーを望んでいる」

リバウド氏がこのようにコメントしたことを英『The Sun』が伝えている。PSGを挟んでいるとはいえ、宿命のライバルであるレアル・マドリードへ移籍することとなれば批判は噴出するだろう。しかし、同氏はネイマールに対してそんなことを気にする必要はないとのメッセージを送っている。先日、「バルセロナ退団時にレアルからのオファーを検討した」と明かしたリバウド氏。自身も現役時代に葛藤したとあって、後輩の気持ちをそれなりに理解しているのだろう。

はたして、ネイマールの去就が決着するのはいつになるか。開幕まで時間がないだけに、今後数日で急展開を見せる可能性は十分にある。

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