そんなに何度も野望を語るな? トッテナム指揮官の発言に主将が意見

タイトル獲得の野望を公言するポチェッティーノだが…… photo/Getty Images

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「これ以上何か言う必要はない」

悲願のタイトル獲得に向けて新シーズンに臨んでいるトッテナム。プレミアリーグ開幕戦では昇格組のアストン・ヴィラ相手に苦戦を強いられたものの、最終的に勝利をおさめ上々の滑り出しを見せた。そんなチームを率いるのは、今季で就任6シーズン目を迎えるマウリシオ・ポチェッティーノ監督だ。同監督も今季は明確な結果が欲しいようで、開幕前から「そろそろトロフィーを掲げる必要がある」と、タイトルを意識したコメントを数回残している。

しかし、そういった発言を繰り返すポチェッティーノ監督に意見を述べる選手がひとり。キャプテンを務めるGKウーゴ・ロリスだ。英『Daily Mirror』によると、ロリスはメディアに対して野望を語る指揮官に対し、これ以上何か発言する必要はないと主張。次のように自身の考えを述べている。

「僕らは少なくとも2シーズン、トロフィーを獲得することについて話し合ってきた。でも、それは僕らが披露できるパフォーマンスとは別のことだ。選手、監督、コーチ、そしてクラブ経営陣の野望ではあるけれど、これ以上それについて何か言う必要はない。信念は以前にもまして強くなっている。でもそれをメディアに言うことと、ロッカールームで伝えることは別だ。我々はピッチで言っていることを示す必要がある」
ロリスに言わせれば、「話すよりも先に行動しろ」といったところか。上司である監督にも物怖じせずに意見をぶつける。これこそ、チームを引っ張るキャプテンとして正しい姿なのかもしれない。

ロリスが発言したように、トッテナムがタイトル獲得を悲願としているのはプレミアファンなら誰もが知っていること。はたして、ポチェッティーノ監督は“不言実行”のスタイルでクラブに栄冠をもたらすことができるのか。今季こそ笑顔でシーズンを終えたいところだ。

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