プレミアリーグは第2節を迎えるが、まだ新たなクラブでプレミアデビューしていない選手も数多い。そこで英『Daily Mail』は今節のデビューが期待される注目選手を数名リストアップしている。プレミアでの戦いには慣れていても、新天地でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみな選手が揃っている。
1.ダビド・ルイス(アーセナル/DF)
今夏の超サプライズ移籍となったダビド・ルイスのアーセナル入り。チェルシーでのプレイ経験からプレミアの環境は知り尽くしており、アーセナルの最終ラインに経験とアグレッシブさを加えることが期待されている。開幕節はソクラティス・パパスタソプーロス、カラム・チャンバースのコンビが先発だったが、ダビド・ルイスに出番はくるか。
2.ガリー・ケイヒル(クリスタル・パレス/DF)
ダビド・ルイスと同じく今夏にチェルシーを離れたケイヒルは、新天地にクリスタル・パレスを選んだ。チェルシーでは出番を失ったが、33歳のケイヒルはまだまだ実力のある選手だ。相手の攻撃を跳ね返すうえではクリスタル・パレスにとって頼りになる存在で、チームの中心選手となっていく可能性もある。
3.アレックス・イウォビ(エヴァートン/MF)
イウォビはアーセナルで活躍してきた若きナイジェリア代表アタッカーだが、アーセナルは今夏にニコラ・ペペを獲得するなど攻撃陣がさらに豪華なものとなった。イウォビは攻撃陣の中心的存在となるべく今夏に移籍する道を選んだわけだが、エヴァートンで輝きを放てるのか。エヴァートンにとっても大きなプラスで、今季は得点量産といきたいところ。
4.ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ/DF)
また大物サイドバックがマンCにやってきた。今夏ユヴェントスから加わった25歳のカンセロは、高い攻撃力を誇るジョゼップ・グアルディオラ好みのサイドバックだ。カイル・ウォーカーとのポジション争いはあるものの、カンセロは加入当初から非常に高い評価を受けている。今節の相手は厄介なトッテナムだが、グアルディオラは右サイドバックに誰を配置するのか。
5.ラヴェル・モリソン(シェフィールド・ユナイテッド/MF)
才能があると認められながらも、過去に暴行事件で起訴されるなど手がつけられない問題児だったのがモリソンだ。マンチェスター・ユナイテッドに所属していたものの、素行の問題が目についたモリソンはラツィオ、メキシコのアトラス、スウェーデンのエステルスンドなど国外クラブを転々とするキャリアを過ごしてきた。そのモリソンが昇格組シェフィールドの一員としてプレミアの舞台に戻ってくる。まだ26歳のモリソンは成長の証を見せられるのか。
6.ジオヴァニ・ロ・チェルソ(トッテナム/MF)
開幕節ではリヨンから加入したMFタンギー・エンドンベレが結果を残したが、レアル・ベティスからやってきたアルゼンチン代表MFロ・チェルソも忘れてはならない。同メディアはロ・チェルソが攻撃に創造性をプラスできると確信しているようで、開幕節でアストン・ビラの守備攻略に時間がかかったトッテナムに特別なアイディアを提供する存在になることが期待されている。
7.ダニー・ウェルベック(ワトフォード/FW)
アーセナルで長く活躍してきたウェルベックも、ピエール・エメリク・オバメヤンやアレクサンドル・ラカゼットら実力あるライバルの存在で出番を失った。怪我も重なってしまい、今季よりワトフォードで新たなスタートを切る。得点力が高いレベルにあることは間違いないのだが、ワトフォードで再びエースとなれるのか。アーセナルサポーターもウェルベックのことを気にかけているはずだ。
8.ヘスス・バジェホ(ウォルバーハンプトン/DF)
今夏レアル・マドリードからレンタルでウォルバーハンプトンに加わったバジェホは、すでにヨーロッパリーグ3次予選のピュニク戦2ndレグには出場している。試合には4-0で勝利しており、まずまずのスタートだ。次はプレミアリーグで実力を証明したいところで、さらなる躍進を目指すウォルバーハンプトンでどのような働きができるのか注目される。
彼らは新天地で結果を出せるのか。ステップアップした者、出番を失って新天地を探した者など理由は様々だが、第2節で彼らが輝くのか注目したい。
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