マンUは“リヴァプール・モデル”のチーム? 3トップ&強力DFの共通点

マルシャルとラッシュフォード photo/Getty Images

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クラブOBが似た感覚と語る

今夏にレスター・シティからセンターバックのハリー・マグワイアを獲得し、前線ではマーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、ジェシー・リンガード、ダニエル・ジェイムズらスピードあるアタッカーが躍動する。これは今季の開幕節チェルシー戦でマンチェスター・ユナイテッドが披露した戦いだが、どこかこの戦いに見覚えはないだろうか。

英『Squawka』によると、クラブOBポール・インス氏はリヴァプールとどこか似ていると語る。リヴァプールはモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの強力3トップを軸に、2017年冬に獲得したDFフィルジル・ファン・ダイクが最終ラインを統率する。全く同じというわけではないが、同氏はリヴァプール・モデルと感じているようだ。

「ユナイテッドを見ると、リヴァプール・モデルのコピーのように感じるよ。リヴァプールはファン・ダイクを加え、ユナイテッドはマグワイアだ。リヴァプールもそうだが、マルシャル、リンガード、ラッシュフォードとスピードある3枚のFWがいる。ここにルカクがフィットするとは思えないから、オーレが放出したことに驚きはない。ただ、得点部分で若い選手たちに特別なプレッシャーがかかることになる」
マグワイアがファン・ダイク級の働きをこなせるかは分からないが、チェルシー戦のパフォーマンスは非常に安定していた。前線ではラッシュフォードが2点、マルシャルが1点、ジェイムズが1点を決めたが、今後どこまで得点数を伸ばせるのか。リヴァプールではサラーとマネが昨季プレミアリーグ得点王を獲得している。攻撃力で並ぶにはマンUのアタッカー陣も得点王争いに絡んでいくような勢いが求められる。

リヴァプールも強力3トップを揃えたところから徐々に力をつけ、ファン・ダイクとGKアリソン・ベッカーの獲得で一気に欧州王者へと駆け上がった。マンUに同じことは起こるのか。リヴァプール・モデルがどこまで機能するのか楽しみだ。

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