“アジア最高級”の日本人DF、帰ってきた悪童 ワクワクのセリエA新戦力4名

ボローニャで加わる冨安 photo/Getty Images

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海外メディアがデ・リフト級に興奮する補強と紹介

今夏アヤックスからユヴェントスに加わったDFマタイス・デ・リフト、マンチェスター・ユナイテッドからインテルに加わったFWロメル・ルカクなど、今夏のセリエAでもいくつかのビッグディールが実現した。彼らが今季どんなパフォーマンスを見せてくれるのかと興奮しているサッカーファンは多いだろう。

そんな中、UAE『SPORT360』は、デ・リフトにも負けず劣らずの興奮する移籍が他にもあると主張する。今回同メディアは独自に注目する4選手をリストアップしているのだが、その中に日本代表DF冨安健洋の名前も入っている。

今夏シント・トロイデンからボローニャへ移籍した冨安は、今年1月のアジアカップでアジアトップレベルのDFであることを証明している。アジアのサッカーファンならば、冨安のセリエ挑戦に思うところがあるはずだ。
「ブレイクする冨安の2019年は衰える兆しを見せない」と同メディアは伝えているが、今年はアジアカップの衝撃に加えてコパ・アメリカでもハイレベルのパフォーマンスを披露するなど大ブレイクの1年となっている。コパ・アメリカも結果は残念だったが、冨安のパフォーマンスには納得できるものがあった。その実力をセリエAの舞台で示す時だ。

ブレシアに加入したFWマリオ・バロテッリもリストアップされている。バロテッリはどこへ行っても話題になるが、今回移籍するブレシアは幼少期を過ごした思い入れのある街だ。得点力は相変わらず高く、意外性No.1ストライカーと言ってもいい。セリエAで成長した姿を見せてくれることに期待がかかる。

他にはインテルがヘルタ・ベルリンから獲得したウイングバックのヴァレンティーノ・ラザロ、ミランがエンポリから獲得したMFイスマエル・ベナセルが挙げられている。

ラザロはルカクの加入で話題が消されたところがあるが、指揮官アントニオ・コンテが3バックで戦う場合は貴重なウイングバックとなる。ベナセルは昨季セリエAでトップとなる312回のボールリカバリーを記録するなど、すでにセリエAで実績を残しているのが大きい。今夏にはアルジェリア代表の一員としてアフリカネーションズカップを制覇しており、大会では77.7%のドリブル成功率を記録するなど実力は十分。ワールドクラスとの評価を得るためのチャレンジが今季よりスタートする。

冨安の注目度も開幕前から高まっているが、アジアを代表するDFとして期待に応えられるのか。王者ユヴェントスに挑戦するナポリ、インテルによる上位争いを含め今季のセリエAにはワクワクが詰まっている。

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