クロップの監督キャリアは最短あと3年で終了!?  名将が去る日は近いのか

現行契約満了後の休養を示唆したクロップ photo/Getty Images

「続けたいとは思っているけれど……」

2015年にリヴァプールの指揮官に就任し、低迷していた名門を見事に立て直したユルゲン・クロップ監督。すでに文句のない実績を残し、ファン・選手から愛される存在となっている同監督だが、クラブとの現行契約が満了した後に休養することを考えているという。

英『Daily Mirror』によると、クロップ監督本人が自身の今後について口を開いている。同監督は自身の指導者キャリアが続くかどうかはその時のエネルギー次第だと次のように語った。

「自分がこれ以上先に進むことができないと判断したら、休養を取り、その年に自身のキャリアについて決断を下さなければいけない。私には絶対的なエネルギーがあるけど、1つ問題があるんだ。中途半端にはできないということだよ。私は“オールorナッシング”な人間だからね。でも、1年休めばエネルギーがまた充填される可能性は高い。その時、私は自分のやりたいように仕事をするよ。(今の仕事を)続けたいとは思っているけど、2,3年後には何が起こるかわからないんだ。引退するかもね! どうなるかはわからないが、もしそうなってもみんな驚かないだろう」

ドルトムント、リヴァプールで成功を収めたこの名将はまだ52歳。引退するには早すぎる年齢だろうが、世界でも指折りの“アツい監督”として知られる彼は他のクールな指揮官より消耗が激しいのかもしれない。

もしクロップ監督が最短で引退を決断するのであれば、残された時間はあと3年しかない。我々は今こそ彼の勇姿をしかと目に焼き付けておくべきなのかもしれない。

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