「経験より若さ選んだ」 イングランド代表の右サイドバック争いが激しすぎる

メンバーから外れたウォーカー photo/Getty Images

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今回落選したのは……

若手が育ってきているイングランド代表では、メンバー入り争いが異常なほど激しくなってきている。トップレベルのチームを2つ作れるほどの選手層になってきているが、中でも熾烈なのが右サイドバックだ。

ロシアワールドカップまではマンチェスター・シティのカイル・ウォーカー、今夏にアトレティコ・マドリードへ移籍したキーラン・トリッピアーが候補者だったが、今では状況が異なる。

すっかりリヴァプールの主力となり、昨季もチャンピオンズリーグ制覇に貢献した20歳のトレント・アレクサンダー・アーノルド、今夏クリスタル・パレスからマンチェスター・ユナイテッド移籍を決めた21歳の大型DFアーロン・ワン・ビサカも出てきている。
29日にはEURO2020予選のブルガリア、コソボ戦へ向けた代表メンバーが発表されたが、アーノルドとアーロン・ワン・ビサカの2人も選ばれた。アーノルドはセットプレイも任されるほどのキック精度が1つの武器で、アーロン・ワン・ビサカは長いリーチを活かした1対1に強みがある。どちらもトップレベルの素質を持つ逸材だ。

そして今回彼らに押し出される形でメンバーから漏れたのがウォーカーだ。代表監督ガレス・サウスゲイトもアーロン・ワン・ビサカやアーノルドを試したかったのだろうが、英『Telegraph』は「サウスゲイトは経験より若さを選んだ」とウォーカー落選を取り上げている。

ウォーカーも代表候補者なのは間違いないが、EURO2020本選へ争いはさらに激しくなっていくことだろう。最後に誰がポジションを勝ち取るのか。予想するのはかなり難しいものとなっている。

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