最後に獲得したのは“アフロマン” マンUの迷走がスタートした6年前の夏

マンUのフェライニ photo/Getty Images

続きを見る

ビッグネームの補強を望んでいたが……

2013年9月2日、デイビッド・モイーズ体制で新たなスタートを切ったマンチェスター・ユナイテッドは1人のビッグマンを獲得した。エヴァートンで活躍していたMFマルアン・フェライニだ。あれから6年、英『SportBible』はマンUの問題がスタートした瞬間だったと振り返っている。

マンUは2012-13シーズン限りで名将アレックス・ファーガソン氏が退任し、後任にモイーズが就任した。当初モイーズはトニ・クロース、チアゴ・アルカンタラ、セスク・ファブレガス、ガレス・ベイルなどビッグネーム獲得を望んでいたが、どれも実現しなかった。

最終的にエヴァートンでモイーズが指導したフェライニを引き抜くことになったのだが、この夏はフェライニを獲得しただけで十分な補強ができなかった。迷走がスタートしたのはこの瞬間からと言っていいだろう。マンUは7位まで低迷し、プレミアリーグの優勝争いにも絡めなくなってしまった。
そこからチームは何とか立て直そうとアンヘル・ディ・マリア、メンフィス・デパイ、アレクシス・サンチェスなど実力者の補強に動いたのだが、補強の方針が今ひとつ定まらない。指揮官もルイ・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョ、オーレ・グンナー・スールシャールと代わっていき、目指す場所がどこなのか分からなくなってしまった。

フェライニに責任はないが、同メディアはフェライニを獲得した6年前の9月2日こそ問題がスタートした瞬間と取り上げている。今もチームは苦しい状態にあるが、この迷走はいつ終わるのだろうか。

●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ