イングランド代表のCF争いがアツい! 主将に勝負を挑む21歳

ケイン(左)と健全な競争関係にいあると語ったラッシュフォード(右) photo/Getty Images

「彼が7点決めたら僕は8点」

イングランド代表のFW陣は良い競争意識を持っているようだ。現在、同代表においてセンターフォワードのレギュラーを確保しているのはハリー・ケイン。主将も務める彼はもはや押しも押されもせぬ存在と言っていいだろう。しかし、そのポジションを奪い取るため、気概を見せた選手がいる。マーカス・ラッシュフォードだ。

マンチェスター・ユナイテッドに所属するラッシュフォードは今季開幕節のチェルシー戦で2ゴールを挙げて以降、得点がない。現在のフィニッシュ性能には疑問の声もあるが、本人はトレーニングでケインと同様の結果を残すことで出場機会を増やしたい考えのようだ。現地時間7日に行われるユーロ予選・ブルガリア戦前の会見で、この21歳は次のように語っている。

「ハリーは僕が一緒にプレイした中で最高のフィニッシャーのうちの1人だ。トレーニングの時は、出来るだけ彼についていくようにしているよ。彼が6点決めたら、僕も6点決める。もし彼が7点決めたなら、僕は8点決めてみせるなんていう風にね。小さなことだけど、同じポジションを争う者としてお互いを刺激しあっているよ。チーム内にそういう雰囲気があるのはとても重要なことだ」

ラッシュフォードがこのように意気込んだことを英『Daily Mail』が伝えている。所属クラブで得点できていないとはいえ、彼は出場した代表戦直近7試合で4ゴール1アシストを記録している。良い流れがあるナショナルチームで何かキッカケを掴むこともあるかもしれない。

ケインと健全な競争関係にあると語ったラッシュフォード。はたして、ブルガリア戦で彼に出番は回ってくるのか。先発が濃厚との話もあるだけに、爆発に期待したいところだ。

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