ケイン、アグエロとは違う? マンUの若きFWは“ゴールへの本能”持っていない

マンUのラッシュフォード photo/Getty Images

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ダメ出しをしたのは……

今季マンチェスター・ユナイテッドを指揮するオーレ・グンナー・スールシャールは、若きFWマーカス・ラッシュフォードの得点量産に期待をかけている。ロメル・ルカクも今夏に手放すことになり、マンUがトップ4へ食い込めるかはラッシュフォード次第と言ってもいい。真のエースストライカーへ覚醒する時は今だ。

ただ、ラッシュフォードはストライカーの本能を持ち合わせていないと主張する者がいる。元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏だ。オーウェン氏は実にストライカーらしい選手だったが、ラッシュフォードとは違いを感じているという。

英『Daily Mirror』によると、それはゴールを求める姿勢だ。オーウェン氏はゴールを奪うことに取り憑かれていたようなのだが、ラッシュフォードはそういうタイプの選手には見えないと語る。
「彼がゴールに執着しているとは思わないね。彼は私より優れたオールラウンドな選手で、私が持っていなかったスキルや素晴らしいタッチを持っている。だけど、彼は私が持っていた得点を奪う本能は持っていないよ。ロビー・ファウラー、アグエロ、ハリー・ケイン、彼らはゴールに執着している。ラッシュフォードはそうじゃないと思う」

技術より、ゴールを心の底から求めているかどうか。ストライカーには強い思いが必要ということなのだろう。マンUで一流の点取り屋へ成長を遂げたクリスティアーノ・ロナウドも若い頃はワイドな位置でプレイする選手だったが、どこからか強烈にゴールを意識する選手へと変化を遂げた。ラッシュフォードも同じ道を進む可能性はあるが、ゴールだけを追い求めてプレイするゴールマシーンとなる日はくるだろうか。

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