A・サンチェスは2位…… ここ10年のマンU“ワースト補強1位”は

マンUで苦戦したサンチェス photo/Getty Images

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7番の苦戦が続く

近年のマンチェスター・ユナイテッドは補強で迷走を続けていると指摘されてきたが、今夏インテルにレンタル移籍することになったFWアレクシス・サンチェスも失敗組の1人に挙げられる選手だ。

サンチェスは2018年冬にヘンリク・ムヒタリアンとトレードの形でアーセナルからマンUに移籍。クラブでは伝統の7番を任されたが、結果を残せぬままインテルへ向かうことになった。当初の期待から考えると、サンチェス獲得は大失敗と言える。

英『Manchester Evening News』はこのタイミングで「この10年間のマンU補強ワースト10」を発表しているが、サンチェスは2位に選ばれている。高額な給与に見合う働きができず、決してアタッカーが多く揃っているわけではない現状にも関わらずインテルに放出されてしまった。
では、サンチェスが2位ならばワースト1位は誰なのか。2014年夏にレアル・マドリードから加わったMFアンヘル・ディ・マリアだ。ディ・マリアは5970万ポンドもの移籍金で加わったのだが、僅か1年でパリ・サンジェルマンに移籍。別れ方も寂しいもので、マンUでプレイしていたことを忘れかかっている人もいるのではないだろうか。サンチェスと同じく7番を任されていたことも特徴的で、まさに7番の呪いとの表現がしっくりくる。

その他は10位ラダメル・ファルカオ、9位メンフィス・デパイ、8位マメ・ビラム・ディウフ、7位モルガン・シュナイデルラン、6位ニック・パウエル、5位ウィルフリード・ザハ、4位バスティアン・シュバインシュタイガー、3位ベベと続いていく。デパイも7番を背負っていた選手で、7番の苦戦ぶりが分かってくる。

今回はサンチェスがランキングに入ることになってしまったが、この悪い流れをマンUは止められるのか。もうこのワーストランキングに入ってくる選手を増やしたくないところで、戦略に合った的確な補強が求められている。

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