バルサは今季もCLを制覇できない!? メッシ依存、守備の不安、“4つ”の理由

昨季はリヴァプールに敗れたバルセロナ photo/Getty Images

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陣容は非常に豪華だが……

バルセロナは今季こそチャンピオンズリーグのタイトルを獲得できるのだろうか。戦力は間違いなく欧州トップレベルだが、昨季も欧州の頂点には立てなかった。今夏にはFWアントワーヌ・グリーズマン、MFフレンキー・デ・ヨングが加わり、陣容は質も量も十分に思える。しかし『SportsKeeda』は、「バルセロナが今季もチャンピオンズリーグを制覇できないであろう4つの理由」があると紹介している。

1.プレミアリーグのクラブが強い



2010年以降はリーガ・エスパニョーラのクラブが欧州カップ戦を支配していたのだが、ここへきてプレミアリーグの各クラブが力をつけてきた。昨季はチャンピオンズリーグ決勝のカードがリヴァプールVSトッテナム、ヨーロッパリーグ決勝のカードがアーセナルVSチェルシーとなり、まさかの同国対決となった。バルセロナも準決勝でリヴァプールに敗れており、プレミアリーグ勢は今季も厄介な存在となる。彼らを超えなければ欧州の頂点は見えてこない。

2.欧州での守備が脆い



近年のバルセロナがチャンピオンズリーグで敗れるパターンは、基本的に大量失点だ。昨季はリヴァプールに2ndレグで4点を奪われての大逆転負け。一昨季もローマ相手に2ndレグだけで3点を奪われて敗北している。また最終的には勝利したものの、2016-17シーズンの決勝トーナメント1回戦1stレグではパリ・サンジェルマンに0-4で敗れている。これだけ守備が崩壊してしまうと、勝ち上がるのは難しくなってくる。失点を抑えられるかは大きなポイントだ。

3.メッシ依存



これは以前から指摘されていたことだが、現在もメッシ離脱の穴を埋めることができていない。今季メッシは開幕戦から欠場が続いているが、チームは1勝1分1敗とかなり鈍いスタートだ。グリーズマンは加わったが、バルセロナは相変わらずメッシに依存している部分が目立つ。チャンピオンズリーグを制するにはメッシがフルコンディションを維持しておく必要があり、決勝トーナメントに入ってから離脱するようなことがあれば優勝の可能性は限りなく低くなってしまう。前線も人員は揃っているのだが、リーグ戦とチャンピオンズリーグのダブルを達成するためにメッシのコンディションをどう整えていくのか。ここは指揮官エルネスト・バルベルデの手腕が問われる。

4.エルネスト・バルベルデ



そんな中で最後の問題点に挙げられたのがバルベルデだ。「なぜバルベルデはまだチームを指揮しているのか?」と同メディアは伝えているが、サポーターの中でもバルベルデへの評価は分かれていることだろう。バルベルデはチャンピオンズリーグの舞台での実績が乏しく、昨季はリヴァプール、一昨季はローマ相手に大逆転負けを喫している。相手は違うが、負け方は非常によく似ている。さすがに同じミスが2度続けば、サポーターを納得させるのは難しい。

バルベルデにとっては3度目の正直となるが、バルセロナを欧州の頂点に導けるだけの指揮官なのか。その手腕には疑いの目が向けられている。同メディアはバルベルデの下でチャンピオンズリーグを制するのは困難と伝えているが、今季こそ上手く戦況を読んで適切な指示を送れるか。

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