これが指揮官との絆だ! ボローニャ選手たちが試合後にとった行動にほっこり[映像アリ]

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試合後に病院へ駆けつけ勝利を直接報告

日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは15日、セリエA第3節でブレシアと対戦した。敵地で苦戦を強いられ、前半を1-3で折り返したが、後半に相手が退場者を出したこともあり、3点を奪い返して逆転に成功。4-3の勝利を収めて2連勝を飾り、開幕戦から無敗をキープしているボローニャは2位に順位を押し上げている。

今年7月に白血病であることを公表し、現在は完全復帰へ向けて治療を続けているボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督。医師からの許可を得て一時退院し、開幕戦と第2節ではベンチから指揮を執っていたが、第3節ブレシア戦は治療のため、残念ながら病院で教え子たちの戦いを見守ることとなっていた。そんな指揮官へ勇気を届けるためか、選手たちは最後まで諦めずに戦い、見事の逆転勝利を収めたのだ。

さらに、伊『La Repubblica』や『sky』など複数のメディアによると、選手たちは試合後、ミハイロビッチ監督が入院している病院の前にバスを止めさせ、指揮官に直接勝利を報告。病室の窓から顔を出した指揮官へチャントなどでエールなどを送ったようだ。これに対して、ミハイロビッチ監督も「よくやった。今日ことについては水曜日に話をしよう。ただ、お前たちはめでたい日だけ私の病室へやってくるのか?」などと答えたという。
今季幸先の良いスタートを切ったボローニャ。闘病中のミハイロビチ監督のためにも、少しでも良い結果を残したいところだ。同クラブは次節、22日にASローマをホームへ迎え入れる予定となっている。

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