なぜアーセナルはそんなに頑固なのか ビックリなミスに相手MFがチクリ

アーセナルと引き分けたワトフォード photo/Getty Images

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ゴールキックから繋ごうと固執してミス

15日にプレミアリーグ第5節でワトフォードと対戦したアーセナルは、とんでもないミスからワトフォードにゴールをプレゼントしてしまった。

53分、ゴールキックから繋いでいこうとしたアーセナルにワトフォードがプレスをかけると、アーセナルDFソクラティス・パパスタソプーロスがまさかのパスミス。縦に繋ごうとしたボールを奪われ、最後はトム・クレヴァリーに押し込まれてゴールを許してしまったのだ。

今季からはゴールキックもペナルティエリア内からパスを繋いでいいことになり、アーセナルも積極的に繋ぐ姿勢を見せている。ただし、当然リスクも存在する。今回はワトフォードのプレス網にまんまと引っかかってしまったわけだ。
問題は、パスを繋ぐべきか前方へ大きく蹴り出すべきかの判断だ。英『Squawka』によると、ゴールを決めたクレヴァリーもなぜアーセナルがあれほどゴールキックからパスを繋ぐことに固執するのか分からないとコメントしている。ワトフォードはしっかりと対策を打ってきており、リードしていることを考えればアーセナルが無理に繋ぐ必要はなかったかもしれない。

「僕たちは相手のゴールキックから上手くオーガナイズされていたと感じているよ。1週間を通して準備してきた。彼らが繋いでくることに驚きはなかったよ。ただ、彼らがゲームの間に適応せずパスを繋ごうと頑固だったことには驚いたね」

あの場面ワトフォードはクレヴァリーを含め3選手がペナルティエリアの中に入っていた。その状況下でパスを繋ぐのは非常にリスクが高い。パスを繋いでプレスを突破できればチャンスだが、失敗した時のことも考える必要がある。いつ繋ぎ、いつ蹴るのか。アーセナルは痛恨のミスから学ぶこととなった。

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