3冠へ導いた“スナイデルの再来”か!? 今季インテルを飛躍させる若きMF

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モラティ元会長も太鼓判

かつてインテルの会長を務めたマッシモ・モラッティ氏が、スタートダッシュを決めた古巣を絶賛している。

8月24日に新シーズンが開幕し、現時点で3試合を消化したセリエA。開幕3連勝を飾ったクラブはわずかに1つで、現在首位に立っているのがインテルだ。主要タイトルの3冠を達成した2009-10シーズン以来、10シーズンぶりに王座を狙うミラノの名門は、今夏にアントニオ・コンテを新指揮官に招聘し、ロメル・ルカクやニコロ・バレッラなど積極補強を敢行。新戦力がこぞって結果を残しており、最高のスタートを切っている。

そんな古巣について口を開いたモラッティ氏。伊『calciomercato.com』によると、インタビューで「インテルが毎年、上位を維持するのは当然ことだ。ただ、今年は優勝するための条件が整っているんじゃないかな」と述べたという。その中でも、名指しで絶賛したのがコンテ監督と、サッスオーロから買い取りOP付きのレンタル移籍で加入した24歳のイタリア代表MFステファノ・センシだ。
「私は監督とセンシに感銘を受けた。彼らは非常にうまくやるためのベースを備えていると思う」と明かした上で、コンテ監督について「彼の言うこと、チームにもたらしたスピリットが素晴らしいね」とコメント。そして、ここまで2ゴール2アシストの大活躍を見せるセンシについては「正直、私は彼をそれほど期待していなかった。ただ、彼は人格だけでなく、素晴らしい性格を持ったインテリジェンスな選手だね。チームにスピードを与え、彼はチームのメカニズムを変化させた。スナイデルを思い出させるよ」と話している。

かつてクラブを3冠へ導いた元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルのように、センシはインテルに栄光をもたらすことができるのか。コンテ監督とともに、タイトル争いのキーマンになることは間違いないだろう。

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