これぞ昨季王者の余裕か CL初戦落とすもV・ダイク「楽しまなくちゃ」

ナポリ戦を振り返ったファン・ダイク photo/Getty Images

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「パニックになる必要はない」

現地時間17日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節でナポリに敗れたリヴァプール。以前も苦しめられた相手ではあるが、昨季王者がいきなり敗れる展開に驚いた人も多いだろう。

しかし、意外にもリヴァプールの選手は冷静だ。DFフィルジル・ファン・ダイクが王者の余裕とでも言うべきか、クールにこの敗戦を振り返っている。同選手は1試合負けたからといってクヨクヨしている暇はないと主張し、チームはすでに次の試合に向けて切り替えができていると次のように語った。英『Daily Mail』が伝えている。

「どんなコンペティションであれ、誰もが僕らを倒そうとしてくる。そのプレッシャーには対処しなければいけないけど、問題にはならないよ。僕らはそれを楽しまなくちゃね。ナポリとの初戦を落としたのは大きなことだけど、ここから僕らは他の試合に集中しないといけない。今はチェルシー戦にフォーカスしている。僕らは開幕から出色のパフォーマンスを披露しているから、パニックになる必要はないさ。ナポリ戦でもポジティブなことはたくさんあった。そうでなかったのは結果だけだよ」
王者のプレッシャーをも楽しむべきと主張したファン・ダイク。彼のような男が最終ラインの中央に君臨しているからこそ、リヴァプールは強者たりえるのかもしれない。

もちろん今回の結果が残念だったことに違いはないだろう。しかし、絶対に負けられないというプレッシャーがのしかかる決勝トーナメントやリーグ戦より敗戦のダメージが少なかったこともまた事実だ。このナポリ戦、リヴァプールにとってはもう一度気を引き締め直すという意味で良い刺激となったか。

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