ユーヴェの10番がたった24分…… 天才レフティーのスタメン奪取は難しいのか

ユヴェントスのディバラ photo/Getty Images

サッリ体制になってプレイタイム伸びず

ユヴェントスの10番を背負う男に本格的なチャンスはいつ巡ってくるのだろうか。2019-20シーズンもスタートしたが、ユヴェントスFWパウロ・ディバラはまだ24分間しかプレイタイムを与えられていない。

今季よりユヴェントスはマウリツィオ・サッリが指揮しているが、センターフォワードでサッリのお気に入りとなっているのはゴンサロ・イグアインだ。これはナポリ時代から変わらず、イグアインはリーグ戦でもチャンピオンズリーグでも先発を続けている。最終ラインから前線にかけてユヴェントスの構成は昨季から大きく変わったわけではないが、イグアインをセンターフォワードで固定しているところは大きな違いだ。

そしてディバラはリーグ戦のナポリ戦、18日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のアトレティコ・マドリード戦の2試合でイグアインとの交代でピッチに入っている。ナポリ戦で与えられた時間は14分、アトレティコ戦ではたった10分だ。

伊『Calciomercato』はまだディバラがサッリから信頼されていないと伝えており、ディバラはイグアインのバックアッパーとの立ち位置に落ち着いてしまっている。今夏にユヴェントス残留を選択したのはいいが、サッリの中でファーストチョイスになるまでの道のりはなかなかに険しい。

同メディアはサッリが戦術プランを変える可能性は低く、ディバラが適応していくしかないと伝えている。現状はベンチスタートが続いているが、10番を背負うレフティーはサッリの信頼を掴めるだろうか。

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