アーセナルを救うのは18歳のヤングスター 思い切って左サイドで起用すべし

アーセナルのブカヨ・サカ photo/Getty Images

英メディアはエメリの問題を解消する存在と期待

個人で仕掛けることのできるサイドアタッカーを求めていた今夏のアーセナルは、リールからレフティーのニコラ・ペペを加えることに成功した。ペペはすでに独特なリズムのドリブルでプレミアのDF陣を翻弄しており、今後も右のウイングで起用していくことになるだろう。

では、左のウイングを誰に任せるのか。ピエール・エメリク・オバメヤンに任せるのもいいが、今のアーセナルにはもう1つの選択肢がある。英『Football fancast』がプッシュするのは、20日に行われたヨーロッパリーグ・グループステージ第1節のフランクフルト戦で1得点2アシストを決める活躍を披露した18歳のブカヨ・サカだ。

サカはフランクフルト戦で証明したように、トップレベルでも通用する技術を持っている。フランクフルト戦では5度のチャンスメイクを記録し、ドリブル成功回数も3回だ。今夏にはヘンリク・ムヒタリアン、アレックス・イウォビの2人を放出しており、サイドから個の力で仕掛けられる選手はあまり多くない。

19歳のリース・ネルソンもまだ100%の期待に応えているわけではなく、同メディアはサカが指揮官ウナイ・エメリの問題を解決する存在になる可能性があると期待を込めている。

システムによっては左のウイングを置かない時もあるが、どちらにしてもサカがトップレベルである程度通用することが分かったのは大きい。ヨーロッパリーグだけでなく、今後はリーグ戦でもチャンスを与えていくべき存在だろう。

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