36歳リベリはまだまだ衰え知らず “鮮やか弾”でセリエAの歴史に名を刻む[映像アリ]

アタランタ戦でセリエA初ゴールを決めたリベリ photo/Getty Images

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セリエA初得点の外国人最年長記録を更新

フィオレンティーナに所属する元フランス代表MFフランク・リベリが、早くもセリエAの歴史にその名を刻んだ。

昨季限りで2007年から長年プレイし、多くの栄光を勝ち取ってきたバイエルン・ミュンヘンを退団したリベリ。多くのクラブが獲得に乗り出していたようだが、同選手は自身初となるイタリアの地で新たな挑戦を行うことを決断し、フィオレンティーナへ加入した。そしてデビューから4試合目にして、ついに待望の時が訪れた。

22日に行われたセリエA第4節で、フィオレンティーナはアタランタの本拠地へ乗り込んだ。この一戦で2試合連続のスタメン出場を果たしたリベリは、1点リードして迎えた65分、ランニングしながらの難しい体勢であったが、右サイドの高い位置でボールを奪ったフェデリコ・キエーザのアーリクロスをうまく左足で合わせ、ゴールネットを揺らした。リベリの華麗なゴールでスコアを2-0としたフィオレンティーナだったが、同選手が68分にピッチを退いた影響もあってか、84分、後半アディショナルタイムと立て続けに失点し、2-2のドローで試合を終えている。
記念すべきセリエA初ゴールを勝利で祝福することができなかったリベリだが、新たな記録を打ち立てていた。データサイト『opta』によると、リベリは36歳168日でのセリエA初ゴールを記録したが、これはイタリアでプレイした外国人の中では最年長記録だという。また、試合後に自身のInstagramを更新した同選手は「フィオレンティーナでの初ゴールを決めることができて幸せだ。今、私たちは次の重要な試合に集中している」と綴っていた。

フィオレンティーナで新たな一歩を踏み出したリベリの今後の活躍にも注目が集まる。36歳になってもまだまだ衰え知らずだが、ドイツのようにイタリアでも違いを見せつけることができるのか。

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