ちょっとしたジョークが大ごとに ベルナルド・シウバに長期出場停止の可能性

マンCで必要不可欠な存在となっているB・シウバ photo/Getty Images

ジョークをFAが「人種差別」と問題視

ーー口は災いのもと。SNSの発展により誰もが簡単に発信することができる時代となったが、ちょっとしたジョークが大ごとに発展してしまうこともある。マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シウバは、SNS上での発言により、長期の出場停止処分が科されるかもしれない。

事の発端は、B・シウバが22日にTwitterへ投稿した1つの画像。モナコ時代からの同僚であるフランス代表DFバンジャマン・メンディの幼少期の写真と、チョコレート菓子『conguitos』のキャラクター(全身がチョコレート色で、真っ赤な唇が特徴)画像を合わせたものとともに「これは誰でしょう?」と綴ったのだ。これに対してメンディ本人も絵文字で気さくに返信しており、二人の仲の良さがうかがえたが、FA(イングランドサッカー協会)がB・シウバのツイートを問題視。「人種差別」にあたるのではないかとして、調査に入ったようだ。英『The Guardian』などが伝えている

その後、B・シウバはFAに「人種差別の典型」と問題視されたこのツイートを削除。そして「近ごろは友人とジョークを言うこともできないのか……」などと綴っていた。ただ同メディアによると、もしこのツイートが「人種差別」と判断された場合、B・シウバに6試合の出場停止処分が言い渡される可能性があるという。

はたして、この問題はどのような結末を迎えるのか。B・シウバはペップ・シティに必要不可欠な存在となっており、21日に行われたワトフォード戦ではハットトリックも達成している。同選手に長期間の出場停止が言い渡されることとなれば、マンCにとっても大きな痛手となるだろう。

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