アーセナルに“次期DFリーダー”が帰ってくる ソクラティスらに迫る世代交代

アーセナルのホールディング photo/Getty Images

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若い力で守備改善を

ソクラティス・パパスタソプーロス、チェルシーから獲得したダビド・ルイスのセンターバックコンビで今季序盤戦をスタートしたアーセナルだが、ここまでの結果は理想的とは言えない。今節もアストン・ヴィラに勝利したものの、スコアは3-2とギリギリだ。守備の問題は相変わらず改善されていないのだ。

そんなアーセナルの救世主となるのだろうか。英『Football London』が大きな期待をかけているのが長期離脱から戻ってきた24歳のロブ・ホールディングだ。長期離脱していたため試合勘を取り戻すのに少し時間はかかるかもしれないが、それでも昨季のパフォーマンスは高く評価されていた。今後のアーセナルを支えていけるだけの実力者であることは間違いない。

同メディアはホールディングを将来的な最終ラインの軸と考えているようで、問題は誰とコンビを組ませるかだ。プッシュしているのは、アストン・ヴィラ戦で途中出場から得点まで決めた24歳のカラム・チャンバースだ。
たった1試合だけで参考にするのは難しいが、チャンバースが先発した開幕節のニューカッスル戦はアーセナルが今季リーグ戦で唯一クリーンシートを達成したゲームとなっている。ホールディングとチャンバースのコンビは将来を見据えても魅力がある。

ホールディングを指揮官ウナイ・エメリが信頼するのであれば、ダビド・ルイスとパパスタソプーロスのどちらかがスタメンを外れることになるかもしれない。ベテランコンビで想定した結果が出ていない以上、ホールディングのスタメン復帰を望む声が増えても不思議はない。

まだスタメンを任せるには不安があるが、21歳のコンスタンティノス・マヴロパノスも控えており、来季からはサンテティエンヌでプレイする18歳のウィリアム・サリバも合流する予定となっている。センターバックには世代交代の時が近づいており、変化を楽しみにしているサポーターも多いはず。ホールディングのコンディションが100%に戻った時、守備はどう変化するのか。まずはニューカッスル戦以来のリーグ戦クリーンシートを目指したい。

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