バルサで苦戦した男が復活の時 リーガとは違うブンデス独特の激しさ

バイエルンのコウチーニョ photo/Getty Images

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バイエルン移籍で流れ変わるか

バルセロナで期待に応えることができず、今夏にバイエルンへのレンタル移籍を決断したMFフィリペ・コウチーニョ。すでにリーグ戦では1得点1アシストを記録しており、ロベルト・レヴァンドフスキとのコンビネーションにも期待が持てる。バイエルンで風向きは確実に変わりつつあるのだ。

ブンデスリーガ公式によると、コウチーニョもリーガ・エスパニョーラとは違う感覚を抱いているようだ。リーガではバルセロナと対戦するチームが守備を固めてくることが多いが、ブンデスリーガではプレミアリーグに近い激しさがあるとコメント。コウチーニョにはそちらのスタイルの方が合っているのかもしれない。

「ブンデスリーガはインテンシティの部分でプレミアリーグと非常に似ていると思う。常にゲームはイーブンだ。全てのチームが最後までファイトしてくるし、全てのボールに競り合いがある。それがゲームを激しくさせる。リーガではバルセロナと対戦する際に守備的となる傾向がある。スペースは与えてくれるけど、守備を打開するのは難しかった。これは僕が経験してきたものとの大きな違いだね」
コウチーニョはリヴァプールでも活躍してきたが、プレミアリーグも競り合いは激しい。相手が自陣に引く展開より、ボールにどんどん仕掛けてきてくれる方がやりやすいのかもしれない。才能は間違いないだけに、コウチーニョがブンデスリーガで本来のリズムを取り戻す可能性は十分に考えられる。

バイエルンが狙うは国内制覇とチャンピオンズリーグ制覇だが、コウチーニョが目覚めれば達成できない目標ではない。バルセロナでは苦戦したが、今こそ評価を取り戻す時だ。

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