3人の“1億ユーロ”プレイヤーどうした 未だ爆発せぬリーガの主役候補たち

レアルのアザール  photo/Getty Images

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やや鈍いスタートに

今季のリーガ・エスパニョーラで新たなスターになると期待されているのは、3人の1億ユーロプレイヤーだ。バルセロナがアトレティコ・マドリードから獲得したFWアントワーヌ・グリーズマン、そのグリーズマンの後継者としてアトレティコが獲得したFWジョアン・フェリックス、そしてレアル・マドリードがチェルシーから獲得したFWエデン・アザールだ。

3人の移籍には1億ユーロを超える金額が動いており、今夏を代表するビッグディールだった。ただ、3人ともまだ真価を発揮できていない。グリーズマンの場合はすでにリーガで結果を残してきているが、バルセロナに加入してからは主役になりきれていない。まだ能力を100%活かせているとは言えないだろう。

フェリックスはまだ19歳と若く、継続性に課題がある。アザールは申し分ない能力の持ち主だが、怪我でやや出遅れた。さらにオフから戻ってきた際には太り過ぎと指摘されるなど、コンディション不良が爆発できていない主な理由だ。
スペイン『MARCA』も「3人のスターが輝いていない」と取り上げており、3人の爆発を待っている。グリーズマンは今季公式戦で705分プレイして3得点2アシスト、フェリックスは609分間プレイして2得点1アシスト、アザールは197分で0ゴール0アシストだ。

グリーズマンはまだ結果を出している方だが、1億ユーロ超えの移籍金にふさわしい活躍ではない。グリーズマンはバルセロナ独特の環境への適応、フェリックスは若さゆえの継続性、アザールはコンディション調整が課題に挙げられており、世界中が3人の大爆発を待ちわびている。

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