定位置奪回を図る吉田麻也 次節対戦の“新生チェルシー”に警戒強める

次節チェルシー戦について語った吉田 photo/Getty Images

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個人としてもチームとしても重要な一戦

日本のディフェンスリーダーは強豪に対して警戒を怠らない。サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也が現地時間6日に行われるプレミアリーグ第8節チェルシー戦に向けて意気込みを語っている。

チェルシーは今季からフランク・ランパード新監督を招聘し、若手中心のメンバー構成でシーズンを戦っている。いくら強豪といえど、変革期にある彼らに対してサウサンプトンが白星を挙げる可能性は低くない。現在は14位となかなか波に乗り切れないセインツだが、昨季はアウェイで勝ち点1をもぎ取っている相手だけにここで浮上のキッカケを作りたいところ。

吉田個人としても正念場だ。彼は先日行われたトッテナム戦で3バックの中央を任され、フルタイムでプレイ。試合は惜しくも1-2で敗戦となったが、このサムライは要所で落ち着いた対応を見せていた。英『The Times』の評価もチーム最高の「7点」と現地での評価は高い。現在の立ち位置は準レギュラーだが、このパフォーマンスを続ければ定位置を奪回する日もそう遠くはないだろう。
そんな大一番を控える中、吉田がこの一戦について言及。準備を怠らず試合に臨み、今の状況を打開したいと日本代表DFは次のように述べている。

「昨季スタンフォード・ブリッジでは良い結果(0-0)を得られましたが、今は新しいシーズンです。監督やチームが変わっていますしね。多分同じようにはいかないですよ。彼らは半年前よりも強くなっています。全く新しい試合ですし、新たなスタート。ボーンマスとトッテナムに2連敗した今、僕らは良いキャラクターを示さなけれいけません。早くカムバックしないといけませんね。彼らも若いが、サウサンプトンも若い。良い準備をしようと思っています。僕らは再出発する必要がありますからね」

吉田がこのように語ったことを英『Daily Echo』が伝えている。いくら昨季完封した相手とはいえ、彼は陣容がガラリと変わったチェルシーを警戒している。

はたして、日本代表DFにとって今季のターニングポイントとなることが予想されるこの一戦はどのような結果となるか。前節のパフォーマンスからして、吉田のスタメンは濃厚と言える。攻撃陣に勢いのあるチェルシーを封殺し、定位置を奪回してほしいところだ。

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