英雄ベルカンプと肩を並べたアーセナルのエース 今季も絶好調だ

今季もアーセナルの攻撃を牽引するオバメヤン photo/Getty Images

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7戦7発で22年ぶりの快挙

アーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オバメヤンが、22年ぶりの偉業を成し遂げた。

9月30日に行われたプレミアリーグ第7節で、アーセナルはマンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦。この試合でセンターフォワードとしてスタメンに名を連ねたオバメヤンが、チームの窮地を救った。持ち味のスピードを活かして相手DFの背後を取るなど、同選手は前半から存在感発揮。そして1点ビハインドで迎えた58分、ブカヨ・サカのスルーパスから抜け出し、ゴールネットを揺らしたのだ。副審がフラッグを上げたことにより、一時はオフサイドの判定となったが、今季から導入されているVARによりオフサイドラインを超えていなかったことが判明し、無事ゴールが認められている。このゴールでスコアを1-1にしたアーセナルは、敵地で貴重な勝ち点「1」を手にしている。

アーセナル加入2年目の昨季はリーグ戦で22ゴールを記録し、モハメド・サラーらとともにプレミアリーグの得点王にも輝いていたオバメヤン。現在リーグ戦4試合連続ゴール中で、開幕戦から7戦7発と、チームのエースは今季も調子が良さそうだ。データサイト『opta』 によると、新シーズンが開幕して出場した最初のプレミアリーグ7試合で7ゴールも奪ったのは、アーセナルの選手としては1997-98シーズンのデニス・ベルカンプ以来だという。
かつて無敗優勝を成し遂げたクラブの英雄と肩を並べたオバメヤンだが、はたして今季はゴール数をどこまで増やすことができるのか。昨季だけでなく、ドルトムント時代に記録したキャリアハイ(31ゴール)を更新する可能性も大いにあるだろう。

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