昨季解任されたモウリーニョ以下 マンU現監督の戦績が酷すぎる

勝利を逃し、思わず頭をかかえるスールシャール photo/Getty Images

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ここ30年間で最悪のスタート

マンチェスター・ユナイテッドは昨季半ばにジョゼ・モウリーニョを解任し、オーレ・グンナー・スールシャールを暫定監督として招聘。そして今年3月には正式監督へと昇格させ、2019-20シーズンもこの指揮官とともに歩むことを決めた。はたして、この監督の交代劇は正解だったのか、スールシャールはマンUの指揮官として適任だったのか。

9月30日に行われたプレミアリーグ第7節で、アーセナルをホームへ迎え入れたマンU。スコット・マクトミネイの強烈なミドルシュートで先制し、前半を1点リードして折り返した。しかし、58分にピエール・オバメヤンに同点ゴールを許し、1-1のドローで試合を終えてている。この結果、マンUは勝ち点「1」しか伸ばすことができず、10位まで順位を下げている。

開幕節でチェルシーに快勝して好スタートを切ったマンUだが、ケガ人が続出した影響などもあってか、第7節終了時点で2勝3分2敗。白星を思うように獲得することができず、7試合を消化して勝ち点を「9」しか積み上げることができていない。データサイト『opta』によると、これは勝ち点「7」しか獲得することができなかった1989-90シーズ以降、最も低い数字のようだ。マンUはここ30年間で最悪のスタートを切ることとなってしまった。
また、同サイトはチームの指揮官を務めるスールシャールの戦績にも注目。昨年12月からマンUを率いる同監督はこれまで、プレミアリーグで28試合の指揮を執った。この間に獲得した勝ち点は「49」となっており、マンUの指揮官を解任されたモウリーニョがラスト28試合で得た勝ち点(51ポイント)よりも2ポイント少ないという。暫定監督時の戦績は10勝2分1敗と大きく勝ち越していたが、正式監督へ昇格した後が酷く、4勝5分6敗と負け越している状況だ。こういった立場に立たされていることもあり、スールシャールの周辺が早くも騒がしくなってきている。

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