AFCも注目 浦和DF槙野智章が“あのルーティン”を行う理由とは

浦和の守備を支える槙野 photo/Getty Images

『必ず相手に勝てる』という自己暗示

浦和レッズに所属するDF槙野智章が、Jリーグファンなどの間ではもうお馴染みとなっている“あのルーティン”を行う理由について説明している。

10月2日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・準決勝の1stレグが行われ、浦和レッズが広州恒大(中国)をホームへ迎え入れる。この一戦をAFC(アジアサッカー連盟)も注目しているようで、今回は浦和の守備を支える槙野をピックアップ。AFCはACLの公式Twitterアカウントを通じて、槙野がキックオフ直前などに見せているルーティンについて取り上げた。

槙野は先発出場を果たした際、チームメイトとのエンジンが終わり、自身のポジションにつくと、いつも決まった行動をとっている。何かを呟きながら両手をグー・パー、グー・パーしたのちに、右手で胸を2回叩き、その手をそっと胸に添える。そして、左手の手のひらをジッと見つめたあと、左の手首を口元へ持っていき、今度は右手の手のひらを見つめるのだ。槙野がキックオフ直前に、何をしているのか気になっている人も多いのではないだろうか。ACLの大会関係者たちもそのうちの1人だったのかもしれない。インタビューで槙野にこの行動について質問しており、同選手は次のように答えている。

「いつもこういう形で自分は試合に臨んでいるんですけども、自分に自己暗示をかけて『必ず相手に勝てる』『自分の方が強い』ということを言い聞かせながら、自分が一番いいパフォーマンスで、一番いい状態で臨めるやり方。ラグビーのニュージーランドのチームが『ハカ』をやっていますけど、それに近いような自分流のルーティンでやっています」

槙野は広州恒大戦との重要な一戦でも、いつも通りのルーティンで臨むことだろう。自分の力を信じ、浦和を勝利へと導くことができるのか。

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