ミラン9番と本田圭佑のタッグも面白い? ポーランドメディアまで注目する理由

ミラン時代の本田 photo/Getty Images

マンU、ミランへのオファーが注目集める

28日に突然マンチェスター・ユナイテッドへ向けて「オファーを。お金は必要ないが、素晴らしいチームと仲間とプレイする必要がある」とTwitterで発信した元日本代表MF本田圭佑は、その2日後に今度は古巣ミランへ向けて「必要なら電話してくれ」とメッセージを飛ばした。

この短期間に世界を代表する名門クラブであるマンUとミランにTwitterから公開コンタクトを取った本田の手法は世界から注目されることになったわけだが、ポーランドメディアの『sportowefakty』もこの話題を取り上げている。

ポーランドメディアが注目したのは、ミランの前線にポーランド代表クシシュトフ・ピョンテクがいるからだ。ピョンテクは今季からミランの9番を任されているのだが、この9番は「呪いの番号」と言われるなど縁起が悪い。近年ミランの9番を背負ったストライカーが苦戦しているため、嫌な形で注目を集める番号となってしまっているのだ。

ピョンテクも今季は開幕から2得点を記録しているが、ミランの攻撃は決して上手くいっているわけではない。何よりピョンテクは昨季セリエAで22得点を挙げているが、昨季は開幕から8試合連続得点を記録するロケットスタートを切っていた。その時から比べると今季はペースが鈍い。

同メディアはポジション的に本田がピョンテクをサポートする形になると伝えており、悩めるポーランド代表FWを救う候補者の1人と見られているのだろう。本田のことをアジアで最も人気のある選手の1人とも伝えており、昨年ポーランド代表とはロシアワールドカップで同組になった縁もある。ポーランドとの最終戦は苦いものとなってしまったが、本田はセネガル代表戦で得点を決める活躍も見せて決勝トーナメント進出に大きく貢献した。ポーランドにとって印象の悪い選手ではないはずだ。

また仏『Walfoot』も、本田が最高のレベルを取り戻すならばどのチームにとっても強力なプラスになると伝えており、評価は高い。あくまでベストな状態であればとのことだが、本田の欧州復帰に関心を抱く海外メディアも少なくない。

本田の意外な提案に両クラブとも反応はしていないが、本田の欧州復帰は実現するのか。東京五輪へ向け、本田の中では色々とシナリオが浮かんでいるのだろう。

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