ついに覚醒した“ノルウェーの神童”に焦りなし レアル復帰を急がず

レアル・ソシエダのウーデゴー photo/Getty Images

サラゴサで才能を爆発させているが……

レアル・マドリードは、レアル・ソシエダにレンタル移籍しているMFマルティン・ウーデゴーをいつ呼び戻すのだろうか。今季ウーデゴーがリーガ・エスパニョーラで実力を見せつけていることもあり、レアル復帰話が熱を帯びてきている。

現在のレアルは中盤の人員が不足しているとも言われており、ウーデゴーならば戦力となれるはずだ。これまでオランダのヘーレンフェーン、フィテッセ、そして現在のソシエダとレンタル移籍を続けてきたが、ついに白い巨人の一員として戦えるチャンスが見えてきている。

それでもウーデゴーに焦りはない。米『ESPN』によると、ウーデゴーはソシエダに2年間留まることも可能と語っており、今はソシエダが自分の居場所と考えているようだ。

「今ここで満足しているよ。ここに2年間残るだろうし、そのあとどうなるかだね。僕のゴールはマドリーでプレイすることだけど、今はソシエダが僕の居場所だ。マドリーは常に選手を獲得する。これはクラブにとって重要なことであり、普通だ。競争はいつだって良いものだし、マドリーは世界最高のチームを求めているからね」

その競争の中には、マジョルカにレンタル移籍している日本代表MF久保建英も含まれているのだろう。久保とウーデゴーは同じレフティーで、今夏のプレシーズンで話題となったのは久保の方だ。本来ならば焦りが生じても不思議はないが、ウーデゴーは冷静に自身の将来について考えているのだろう。レアルの主力となるその日まで、ウーデゴーのブレイクはまだ始まったばかりだ。

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