南野拓実の監督がハーフタイムに熱いスピーチ 選手たちに喝「これはCLだぞ」[映像アリ]

南野ら選手たちの後半の動きは変わった photo/Getty Images

この熱さを見せられて燃えない選手はいない

2日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でリヴァプールの本拠地アンフィールドへ乗り込んだザルツブルクは、前半だけで3点を奪われる苦しいスタートとなってしまった。リヴァプールにクオリティを見せつけられ、気持ちが折れかかった選手もいたかもしれない。

しかし、ザルツブルクの指揮官ヘッセ・マーシュは冷静かつ熱かった。後半へシステムに修正を施す冷静さと、ハーフタイムに選手たちのモチベーションを上げる熱いハートの両方を持っていたのだ。

ザルツブルクは後半から猛攻を開始して一時は3-3の同点に追いついたが、これはマーシュの手腕によるところが大きい。英『METRO』はハーフタイムにドレッシングルームで大声を上げるマーシュの姿を紹介しているが、マーシュは選手たちにもっと戦うことを要求したのだ。

「まず我々はいくつのファウルを犯した?おそらくは2つだ。これはフレンドリーマッチではない。チャンピオンズリーグだぞ。我々はよりフィジカル的にプレイしなければならない。もっとファン・ダイクに対して激しくいかないと。我々はリスペクトしすぎだよ。彼らは強い?Yesだ。だが、だからといってタックルもせずファイトもせず、彼らに優しくすべきということではない。彼らに理解させないといけない。我々はここへ戦いに来たのだと」

「戦術の話もするが、フィールドに立ったら自信を持ってやるんだ。彼らが強いことは分かったが、我々なら上手くやれるし、ゲームに命を吹き込むんだ。自信とファイト、これが全てだ」

マーシュは試合後にも相手をリスペクトしすぎたと振り返っていたが、相手を警戒しすぎた状態で試合へ入ってしまったとの後悔があったのだろう。その問題を戦術、心理の両方から改善しようとハーフタイムに動いた。最終的に敗れはしたものの、3点のビハインドを追いついたことはザルツブルクの選手たちに自信を与えたはずだ。

3-3になった直後にはマーシュが選手たちの下へ猛ダッシュして喜ぶ姿も話題となっていたが、また1人欧州で注目を集める熱すぎる指揮官が登場した。


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