ウイング“BEST5”に入る実力者 ロッベン、リベリの意志を継ぐ覚醒の24歳

バイエルンのニャブリ photo/Getty Images

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クラブOBは才能大絶賛

アリエン・ロッベン、フランク・リベリを失ったバイエルンは、間違いなくサイドアタックのキレが鈍ると考えられていた。全盛期のロッベン、リベリは世界屈指の突破力を誇っており、こんな2人を揃えられたのは奇跡と言っていい。当然バイエルンの攻撃力は落ちると予想されたわけが、昨季から急激に力を伸ばしてきた選手がいる。

2017年夏にブレーメンから加わった24歳のFWセルジュ・ニャブリだ。ニャブリはすっかり得点を奪えるスピードスターとして重宝されており、先日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のトッテナム戦では1人で4ゴールを奪う大活躍だった。

『Sky Sport』によると、バイエルンで長く活躍した元ドイツ代表のディートマー・ハマン氏はニャブリのことを世界ベスト5に入るウイングだと絶賛する。
「ここ4年でアーセナル、ブレーメン、ホッフェンハイム、そしてバイエルンとプレイしてきたが、私は今のニャブリを世界ベスト5のウイングの1人と見ている」

また、ハマン氏はニャブリの人間性も評価している。ニャブリは能力の高い選手ではあったものの、全てがスムーズに進んできたわけではない。アーセナルでは十分に出番を確保できず、その後レンタル移籍したWBAでもプレイタイムは与えられなかった。その状況を変えるべく2016年にブレーメンへ移籍しており、ここまで苦労もあった選手なのだ。

ハマン氏は諦めずに進み続けたニャブリの姿勢に脱帽しており、今24歳での大ブレイクを迎えようとしている。ロッベン、リベリを失った直後に世界トップ5のウイングを抱えることになろうとは。バイエルンで新たなワールドクラスのウイングが誕生しようとしている。

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